外壁塗装ブログ

外壁・屋根・付帯部の劣化症状を詳しく解説!

2025.9.17

外壁・屋根・付帯部の劣化症状について

建物は、経年劣化により様々な症状を起こします。肝心なのは、早めに対処していくことです アートペインズ

 

名古屋市にお住まいの皆様、大切なマイホームの外壁や屋根、毎日気にされていますか?

「そろそろ塗り替え時かな?」「でも、うちの家って本当に劣化してるの?」初めての塗装工事で不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は名古屋市で初めて塗装工事を検討されている方のために、外壁・屋根・付帯部(付帯物)の代表的な劣化症状について説明していきます。

 

 

 

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塗装工事における建物の劣化現象とは?

 

 

なぜ塗装工事が必要なのか?名古屋の気候と建物の関係

「塗装って、ただ色を塗り替えるだけでしょ?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、塗装の最も重要な役割は、建物を雨風や紫外線から守り、劣化を防ぐことにあります。

名古屋市は、夏は高温多湿で冬は乾燥した季節風が吹く、比較的温暖な気候です。

しかし、この気候が建物に与える影響は決して小さくありません。

高温多湿な夏

塗膜の膨れや剥がれ、藻・カビの発生を促進します。

冬の乾燥と季節風

塗膜のひび割れやチョーキング現象(白亜化)を引き起こしやすくなります。

一年を通しての紫外線

塗膜の劣化(色褪せ、光沢の消失)の主要因となります。

これらの気候要因に加え、排気ガスや酸性雨といった環境要因も、建物の劣化を加速させます。

塗装は、これらの厳しい環境から建物を守る「バリア」の役割を果たすため、定期的なメンテナンスが不可欠なのです。

 

 

知っておきたい!外壁の劣化症状とサイン

まずは、ご自宅で最も目にする機会の多い「外壁」の劣化症状から見ていきましょう。

 

1. 色褪せ(変色)

症状

塗装したばかりの頃の鮮やかな色が薄くなり、全体的にくすんで見える状態です。

特に日当たりの良い南面や西面で顕著に現れやすいです。

原因

紫外線による塗料の分解や顔料の劣化が主な原因です。

放っておくとどうなる?

色褪せ自体は建物の構造に直接的なダメージを与えるものではありませんが、塗膜の劣化が始まっているサインです。

色褪せが進行すると、光沢が失われ、チョーキング現象へと移行する可能性が高まります。

美観の低下はもちろん、建物の保護機能が低下し始めている証拠と捉えましょう。

 

2.チョーキング現象(白亜化)

症状

外壁を手で触ると、白い粉が指に付着する状態です。

まるで、チョークの粉のようであることからこの名がついています。

特に濃い色の外壁や、日がよく当たる場所で確認しやすいです。

原因

紫外線や雨風によって塗膜が分解され、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に浮き上がってくる現象です。

放っておくとどうなる?

チョーキング現象は、塗膜の防水機能が低下している明確なサインです。

この状態を放置すると、外壁材自体が雨水を吸い込みやすくなり、内部への水の浸入や、ひび割れ、カビ・藻の発生へと繋がる可能性があります。

建物の耐久性を著しく損なう危険性があるため、早期の対応が必要です。

 

3. ひび割れ(クラック)

症状

外壁の表面に線状の亀裂が入っている状態です。

髪の毛のように細いもの(ヘアークラック)から、指が入るほどの大きなものまで様々です。

原因

塗膜の収縮・膨張:温度変化による建物の動きや、塗料自体の弾力性の低下。

建物の構造的な動き:地盤沈下や地震、基礎の沈み込みなどによる建物の歪み。

施工不良:塗膜の厚みが不均一である、下地処理が不十分であるなど。

放っておくとどうなる?

ヘアークラック(幅0.3mm以下):塗膜表面のひび割れで、緊急性は低いですが、放置すると内部に水分が浸入し、塗膜の浮きや剥がれの原因になることがあります。

構造クラック(幅0.3mm以上):外壁材自体や建物の構造部にまで達している可能性のある危険なひび割れです。雨水が内部に浸入し、建物の木材や鉄骨を腐食させたり、シロアリの発生源になったりする可能性があります。雨漏りの原因にも直結するため、早急な補修が必要です。

 

4. 塗膜の膨れ・剥がれ

症状

塗膜が外壁材から浮き上がってぷっくりと膨らんだり、剥がれ落ちたりしている状態です。

特に湿気の多い場所や、日当たりが良い場所で発生しやすいです。

原因

下地処理の不備:塗装前の清掃不足や、下地への密着性を高める工程(シーラーやプライマーの塗布)が不十分。

湿気の影響:下地材に含まれる水分が蒸発しようとする際に、塗膜を押し上げる。

異なる種類の塗料の組み合わせ:相性の悪い塗料を重ねて塗布した。

強風や飛来物:物理的な衝撃によって塗膜が損傷し、そこから剥がれが進行する。

放っておくとどうなる?

塗膜が剥がれた部分から、外壁材がむき出しになり、雨水や紫外線による直接的なダメージを受けやすくなります。

外壁材の劣化が加速し、カビや藻の発生、さらには外壁材自体の腐食や破損へと繋がる可能性があります。

 

5. カビ・藻の発生

症状

外壁の表面に、緑色や黒色の斑点、または広範囲にわたる付着物が見られる状態です。

特に日陰になりやすい場所や、湿気がこもりやすい場所で発生しやすいです。

原因

塗膜の防水性が低下し、表面に水分が残りやすくなった場所に、空気中のカビや藻の胞子が付着し、繁殖したものです。

排気ガスなども栄養源となり、繁殖を助長することがあります。

放っておくとどうなる?

美観を損ねるだけでなく、カビや藻の根が塗膜や外壁材の内部に入り込み、劣化をさらに進行させる可能性があります。

特にカビはアレルギーの原因になることもあるため、健康面への影響も考慮する必要があります。

 

6. シーリング材の劣化

症状

サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ周りに充填されているゴム状のシーリング材が、ひび割れたり、痩せて隙間ができたり、剥がれてきたりする状態です。

原因

紫外線による劣化、温度変化による伸縮、建物の動きなどが主な原因です。

放っておくとどうなる?

シーリング材は、外壁材の隙間から雨水が浸入するのを防ぐ重要な役割を担っています。

シーリング材が劣化すると、その隙間から雨水が内部に浸入し、建物の構造体を腐食させたり、雨漏りの原因になったりします。また、断熱性の低下にも繋がります。

 

 

見過ごし厳禁!屋根の劣化症状と危険性

普段目にすることが少ないため、見過ごされがちなのが「屋根」の劣化です。

しかし、屋根は雨風や紫外線を最も直接的に受ける場所であり、建物の劣化を食い止める「最後の砦」とも言えます。

 

1. 色褪せ・変色

症状

屋根の色が全体的に薄くなり、くすんで見える状態です。

特にスレート(コロニアル、カラーベスト)屋根で顕著に現れやすいです。

原因

外壁と同様に、紫外線による塗料の分解や顔料の劣化が主な原因です。

放っておくとどうなる?

色褪せは塗膜の保護機能が低下し始めているサインです。

この状態が進行すると、塗膜の防水性が失われ、屋根材自体が水分を吸収しやすくなります。

 

2.コケや藻の発生

症状

屋根の表面に、緑色や黒色のコケや藻、カビが付着している状態です。

特に北側や日当たりの悪い場所で発生しやすいです。

原因

塗膜の防水性が低下し、表面に水分が残りやすくなった場所に、コケや藻、カビの胞子が付着し、繁殖したものです。

放っておくとどうなる?

屋根材が常に湿った状態になり、耐久性が低下します。

また、コケや藻が屋根材の隙間に入り込み、雨水の流れを妨げたり、屋根材の浮きや剥がれを引き起こしたりする可能性があります。

見た目の悪さだけでなく、屋根材自体の劣化を早めるため、早めの対処が必要です。

 

3. 塗膜の剥がれ・浮き

症状

屋根の塗膜が剥がれ落ちたり、部分的に浮き上がったりしている状態です。

強風や飛来物による物理的な衝撃で発生することもあります。

原因

塗膜の経年劣化、下地処理の不備、異なる塗料の組み合わせ、物理的な損傷などです。

放っておくとどうなる?

屋根材がむき出しになり、雨水や紫外線による直接的なダメージを受けやすくなります。

屋根材の劣化が加速し、ひび割れや破損、雨漏りへと直結する危険性が高まります。

 

4. 屋根材のひび割れ・欠け

症状

スレート屋根材などに、線状の亀裂が入っていたり、一部が欠け落ちていたりする状態です。

原因

経年劣化による脆化、強風や飛来物による衝撃、積雪による負荷などが主な原因です。

放っておくとどうなる?

ひび割れや欠けから雨水が浸入し、下地のルーフィング(防水シート)や野地板(屋根の下地材)を腐食させる可能性があります。

雨漏りの直接的な原因となるため、発見次第、早急な補修が必要です。

 

5. 棟板金の浮き・錆び

症状

屋根の頂上部分に取り付けられている金属製の棟板金が浮き上がっていたり、釘が緩んで抜けかかっていたり、赤く錆びていたりする状態です。

原因

経年劣化による釘の緩み、強風による煽り、金属の酸化などです。

放っておくとどうなる?

棟板金が浮いたり剥がれたりすると、そこから雨水が浸入し、屋根内部の木材を腐食させる原因になります。

また、強風で板金が飛ばされてしまうと、近隣への被害や、屋根材自体の損傷に繋がる危険性もあります。

錆びも進行すると穴が開き、雨漏りの原因になります。

 

 

見落としがちだけど重要!付帯部(付帯物)の劣化症状

外壁や屋根に比べると目立ちにくいですが、建物の機能や美観を維持するために非常に重要な役割を果たすのが「付帯部(付帯物)」です。

これらの劣化も、放置すると大きなトラブルに繋がる可能性があります。

 

1. 雨樋の劣化

症状

雨樋にひび割れや欠けがある、連結部分が外れている、歪んでいる、落ち葉やゴミが詰まっている、表面の塗膜が剥がれている、変色しているなど。

原因

紫外線による劣化、風雨による衝撃、雪の重み、落ち葉などの詰まり、鳥の巣など。

放っておくとどうなる?

雨樋は屋根から流れる雨水を適切に排水する役割を担っています。

劣化や詰まりがあると、雨水が軒下や外壁に直接流れ落ち、外壁の劣化や基礎への水の浸入、さらには雨漏りの原因になることがあります。

軒天や破風板の腐食にも繋がります。

 

2. 軒天の劣化

症状

軒天にシミがある、塗膜が剥がれている、カビや藻が発生している、穴が開いている、ボードがたわんでいるなど。

原因

雨漏りや雨樋の劣化による水分の浸入、換気不足による湿気、経年劣化など。

放っておくとどうなる?

軒天は、屋根の裏側にある部分で、建物の構造材を雨水や紫外線から保護する役割があります。

軒天の劣化は、屋根や外壁からの雨水の浸入を示唆している可能性があり、放置すると建物の構造材の腐食やカビの発生、シロアリの被害に繋がる危険性があります。

 

3. 破風鼻隠しの劣化

症状

破風板や鼻隠しの塗膜が剥がれている、木部が腐食している、ひび割れがある、変色しているなど。

原因

紫外線や雨風による経年劣化、雨樋からの水漏れ、鳥や虫による被害など。

放っておくとどうなる?

破風板は屋根の妻側(三角になっている部分)に取り付けられている板で、鼻隠しは軒先の先端に取り付けられている板です。

どちらも屋根内部への雨水の浸入を防ぎ、屋根材の落下を防ぐ重要な役割を担っています。

劣化を放置すると、屋根下地の腐食や、鳥獣の侵入、屋根材の飛散といった大きな問題に発展する可能性があります。

 

4. 戸袋・シャッターボックスの劣化

症状

塗装の剥がれ、色褪せ、錆び(特に金属部分)、ひび割れ、変形など。

原因

紫外線や雨風による経年劣化、物理的な衝撃、結露など。

放っておくとどうなる?

美観を損ねるだけでなく、錆びが進行すると金属部分に穴が開き、雨漏りや内部の劣化に繋がることがあります。

木製の場合は腐食が進行し、強度が低下する危険性があります。

 

 

まとめ:劣化症状を見つけたら、まずは専門家へ相談を!

ここまで、外壁・屋根・付帯部の主な劣化症状について解説してきました。

ご自宅にこれらのサインが見られる場合、それは塗装工事を検討する時期が来ている可能性が高いです。

「でも、これって本当に緊急性があるの?」「どのくらいの費用がかかるんだろう?」といった疑問や不安をお持ちになるのは当然のことです。

最も大切なことは、劣化症状を見つけたら、決して自己判断せずに、信頼できる塗装専門会社に相談することです。

専門家は、プロの目で建物の状態を正確に診断し、劣化の進行度合いや原因を特定した上で、最適な補修方法や塗装プランを提案してくれます。

大切なマイホームを長持ちさせ、快適な暮らしを守るためにも、早めの点検と適切なメンテナンスを心がけましょう。

この記事が、名古屋市で初めて塗装工事を検討されている皆様の一助となれば幸いです。

 

 

 

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