名古屋市での40坪の外壁塗装工事費用について
2025.7.10
40坪の外壁塗装工事費用について
「そろそろ外壁塗装の時期かな?」 「でも、一体いくらくらいかかるんだろう…?」
名古屋市にお住まいの皆さま、そうお考えではありませんか?
特に、初めて外壁塗装を検討される方にとって、「40坪の家だとどのくらいの費用になるのか?」という疑問は大きいでしょう。
外壁塗装は、お住まいを長持ちさせるだけでなく、美観を保つためにも欠かせないメンテナンスです。
しかし、決して安価な買い物ではないため、費用相場や内訳、そして後悔しない施工会社選びのポイントを事前にしっかり把握しておくことが重要です。
そこで、今回は名古屋市で40坪の外壁塗装を検討されている方向けに、費用相場から内訳、塗料の種類による価格差について説明していきます。
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~~~~~~~~~~*目次*~~~~~~~~~~
- そもそも「外壁塗装」って、なぜ必要?
- 【チェックポイント】こんな症状が出たら要注意!
- 名古屋市で40坪の外壁塗装、費用相場はどのくらい?
- 1. 坪数と延床面積・塗装面積について
- 2. 名古屋市における40坪の外壁塗装費用相場
- 【費用相場(目安)】
- ・ウレタン塗料
- ・シリコン塗料
- ・フッ素塗料
- ・無機塗料
- 外壁塗装費用の「内訳」を徹底解説!
- 1. 足場費用
- 2. 塗料費用(材料費+施工費)
- 【塗料の種類と特徴】
- ・ウレタン塗料
- ・シリコン塗料
- ・フッ素塗料
- ・無機塗料
- ・遮熱塗料
- ・遮断熱塗料
- 3. その他費用(付帯工事費)
- ・高圧洗浄
- ・下地処理
- ・養生
- ・シーリング工事
- ・付帯部塗装
- ・諸経費
- 費用を抑えるポイント
- ・ 費用を抑えるポイント
- 後悔しない!信頼できる外壁塗装会社の選び方
- 1. 必ず「相見積もり」を取る!
- 2. 見積書の内容をしっかり確認する
- 3. 契約を急かす業者には要注意!
- 4. 施工実績や口コミ・評判を確認する
- 5. 担当者の対応や説明が丁寧か
- 6. 塗料メーカーの認定施工店であるか
- 7. アフターフォロー・保証内容が充実しているか
- まとめ:名古屋市で40坪の外壁塗装、成功のカギは「情報収集と会社選び」
そもそも「外壁塗装」って、なぜ必要?
外壁塗装は、単に家の見た目をきれいにするだけではありません。
実は、私たちの住まいを様々な脅威から守る「鎧」のような役割を果たしています。
建物の保護
紫外線や雨風、排気ガスなどから外壁材そのものを保護し、劣化を防ぎます。
塗装が劣化すると、ひび割れや腐食が進み、最悪の場合、雨漏りや構造躯体へのダメージにつながることもあります。
防水性の維持
塗膜が雨水の侵入を防ぎ、カビやコケの発生を抑制します。
これにより、建物の内部への水の浸入を防ぎ、木材の腐食やシロアリの発生リスクを低減します。
美観の維持・向上
新築時の美しい外観を保ち、家全体の資産価値を維持します。
また、色あせてしまった外壁を塗り直すことで、まるで新築のような気分を味わうこともできます。
省エネ効果(遮熱・断熱塗料の場合)
遮熱塗料や断熱塗料を選ぶことで、夏場の室温上昇を抑えたり、冬場の熱が逃げにくくしたりする効果が期待でき、光熱費の削減にも貢献します。
一般的に、外壁塗装の目安は「築10年~15年」と言われています。
しかし、立地環境(日当たり、風当たりなど)や使用されている外壁材、塗料の種類によって劣化の進行度は異なります。
【チェックポイント】こんな症状が出たら要注意!
色あせ・チョーキング現象:外壁を手で触ると白い粉が付く(チョーキング現象)
ひび割れ(クラック):外壁に細かいひびが入っている
塗膜の剥がれ・浮き:塗膜が剥がれていたり、浮き上がっていたりする
コケ・カビの発生:日陰になりやすい部分や湿気の多い場所にコケやカビが生えている
これらの症状が見られたら、早めに専門会社に相談し、適切な診断を受けることをお勧めします。
名古屋市で40坪の外壁塗装、費用相場はどのくらい?
「40坪の家」といっても、建物の形状や外壁の面積、使用する塗料の種類によって費用は大きく変動します。
ここでは、名古屋市における40坪の外壁塗装の一般的な費用相場と、費用の算出方法について解説します。
1. 坪数と延床面積・塗装面積について
まず、よく混同されがちな「坪数」と「塗装面積」について整理しておきましょう。
坪数:延床面積(建物の床面積の合計)を坪で表したものです。
塗装面積:実際に塗料を塗る外壁の面積のことです。
一般的に、延床面積が40坪の場合、外壁の塗装面積は約100㎡~140㎡が目安とされています。
これは、建物の形状(総二階、複雑な凹凸があるなど)や窓の大きさ・数によって変動します。
2. 名古屋市における40坪の外壁塗装費用相場
名古屋市での40坪(塗装面積約100㎡~140㎡)の外壁塗装費用は、使用する塗料の種類にもよりますが、約80万円~180万円が一般的な相場とされています。
【費用相場(目安)】
・ウレタン塗料
1㎡あたりの単価:1,800円~2,500円
40坪(約120㎡)での目安:16.8万円~21.6万円
耐久年数:5~8年
・シリコン塗料
1㎡あたりの単価:2,200円~3,500円
40坪(約120㎡)での目安:26.4万円~42万円
耐久年数:10~15年
・フッ素塗料
1㎡あたりの単価:3,500円~5,000円
40坪(約120㎡)での目安:42万円~60万円
耐久年数:15~20年
・無機塗料
1㎡あたりの単価:4,500円~6,000円
40坪(約120㎡)での目安:54万円~72万円
耐久年数:20~25年
(注)上記はあくまで塗料の費用目安であり、足場代や下地処理費用、その他の付帯工事費用は含まれていません。
外壁塗装費用の「内訳」を徹底解説!
外壁塗装の見積もり書には、様々な項目が記載されており、何が何だか分からないと感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、外壁塗装費用の主要な内訳について、分かりやすく解説します。
外壁塗装の費用は、大きく次の3つの項目に分けられます。
1. 足場費用
外壁塗装において、最も重要な初期費用の一つが「足場費用」です。
安全に作業をおこなうために必ず必要となるもので、建物の高さや形状によって費用が変動します。
費用相場:1㎡あたり800円~1,200円程度
算出方法:足場架面積 × 単価
40坪の場合の目安:約15万円~30万円
足場の設置・解体費用は、塗装面積ではなく「足場架面積」で計算されます。
足場架面積は、建物の外周の長さと高さから算出されます。
【注意点】
「足場代無料!」を謳う会社には注意が必要です。
足場代は必ず発生する費用であり、無料になっている場合は、他の項目にしわ寄せされている可能性があります。
内訳をしっかり確認しましょう。
2. 塗料費用(材料費+施工費)
塗装工事のメインとなる費用です。
塗料自体の材料費と、職人さんの人件費(施工費)が含まれます。
費用相場:1㎡あたり1,400円~6,000円(塗料の種類による)
算出方法:塗装面積 × 塗料の種類ごとの単価
前述の「費用相場(目安)」の表で、それぞれの塗料の単価と耐用年数を参考にしてください。
【塗料の種類と特徴】
・ウレタン塗料
特徴:
弾力性があり、ひび割れに強い。密着性が高く、費用と耐久性のバランスが良い。
こんな方におすすめ:
コストパフォーマンスを重視する方、ひび割れが気になる方
・シリコン塗料
特徴:
耐久性・耐候性が高く、価格も比較的リーズナブルで最も人気が高い。
防汚性・防カビ性も優れる。
こんな方におすすめ:
費用と性能のバランスを重視する方、長持ちさせたい方
・フッ素塗料
特徴:
耐久性が非常に高く、汚れにくい。
高価だが、塗り替え回数を減らせるためトータルコストで安くなる場合も。
こんな方におすすめ:
長期間メンテナンスフリーにしたい方、汚れにくい外壁を望む方
・無機塗料
特徴:
無機物(石やガラスなど)を主成分とするため、紫外線に強く劣化しにくい。
超高耐久で、長期的に見ればお得。
こんな方におすすめ:
最も長持ちさせたい方、メンテナンスコストを極限まで抑えたい方
・遮熱塗料
特徴:
太陽光を反射し、熱の吸収を抑える。
室内の温度上昇を抑制し、省エネ効果が期待できる。
こんな方におすすめ:
最も長持ちさせたい方、メンテナンスコストを極限まで抑えたい方
・遮断熱塗料
特徴:
熱の伝導を抑えることで、夏は外からの熱を遮断し、冬は室内の熱が逃げるのを防ぐ。
こんな方におすすめ:
年間を通して快適な室温を保ちたい方、省エネ効果を重視する方
【塗料選びのポイント】
費用と耐久性のバランス
安価な塗料は初期費用を抑えられますが、塗り替えサイクルが短くなり、結果的にトータルコストが高くなることもあります。
求める機能性
耐久性だけでなく、遮熱性、断熱性、防汚性、防カビ性など、住まいの状況や希望に合わせて選びましょう。
専門家や専門会社との相談
専門知識を持つ会社に相談し、ご自身の住まいやライフスタイルに合った塗料を提案してもらうことが大切です。
3. その他費用(付帯工事費)
外壁塗装は、塗料を塗る作業だけではありません。
塗装をより効果的に、そして美しく仕上げるために、様々な付帯工事が必要になります。
・高圧洗浄
内容:
外壁の汚れ、コケ、カビなどを高圧洗浄機で洗い流す。
塗料の密着性を高めるために必須。
費用相場:
1㎡あたり100円~300円(全体で1.5万円~4万円)
・下地処理
内容:
外壁のひび割れ補修、コーキングの打ち替え・増し打ちなど。
塗装の仕上がりと耐久性に直結。
費用相場:
塗装面積の状況による(数万円~数十万円)
・養生
内容:
塗料が飛散しないよう、窓や植木などをビニールシートで覆う。
費用相場:
1㎡あたり300円~500円(全体で3万円~6万円)
・シーリング工事
内容:
サッシ周りや外壁材の目地(コーキング)の補修・打ち替え。
劣化していると雨漏りの原因に。
費用相場:
1mあたり500円~1,200円(全体で5万円~15万円)
・付帯部塗装
内容:
雨樋、軒天、破風、シャッターボックス、水切りなどの塗装。
費用相場:
全体で5万円~20万円
・諸経費
内容:
現場の管理、人件費、運搬費、廃材処理費など。
費用相場:
全体の費用に対する5%~15%程度
【特に重要な「下地処理」と「シーリング工事」】
これらの工程は、一見地味に見えますが、外壁塗装の耐久性を大きく左右する重要な作業です。
どんなに高品質な塗料を使っても、下地処理が不十分だとすぐに剥がれてしまったり、雨漏りの原因になったりします。
見積もり書でこれらの項目がしっかり計上されているか、内容が明確かを確認しましょう。
費用を抑えるポイント
外壁塗装は大きな出費となるため、できるだけ費用を抑えたいと考えるのは当然です。
ここでは、費用を抑えるためのポイントについてご紹介します。
・ 費用を抑えるポイント
相見積もりを取る
複数の会社から見積もりを取ることで、費用や提案内容を比較検討できます。
最低でも3社程度から見積もりを取りましょう。
季節を選ぶ
塗装会社の閑散期(春先や梅雨時期、冬場など)は、比較的割引交渉に応じてもらいやすい場合があります。
ただし、気象条件によっては工事が延期になる可能性もあります。
外壁と屋根を同時に塗装する
足場代は外壁塗装と屋根塗装の両方で発生します。
一度の足場設置でまとめて工事を行うことで、足場代を節約できます。
不要なオプションを削る
必要のないオプション工事は、費用が高くなる原因です。
見積もり内容をしっかり確認し、本当に必要なものだけを選びましょう。
火災保険の適用を検討する
台風や突風などによる外壁の損傷であれば、火災保険が適用される場合があります。
加入している火災保険の内容を確認してみましょう。
後悔しない!信頼できる外壁塗装会社の選び方
外壁塗装は、高額な工事だからこそ、会社選びで失敗したくないですよね。
悪質な会社に騙されたり、手抜き工事をされたりしないためにも、次のポイントをしっかり押さえて会社を選びましょう。
1. 必ず「相見積もり」を取る!
最低でも3社から見積もりを取りましょう。
複数の会社から見積もりを取ることで、適正価格や施工内容の違いを比較検討できます。
2. 見積書の内容をしっかり確認する
項目が細かく記載されているか
「一式」でまとめられていないか、それぞれの項目が具体的に記載されているかを確認しましょう。
使用する塗料のメーカー名、製品名、数量が明記されているか
曖昧な表現ではなく、具体的な情報が記載されているか確認しましょう。
工期が明確か
いつからいつまで工事をおこなうのか、具体的なスケジュールが明記されているか確認しましょう。
保証内容が明確か
塗装後の保証期間や保証内容が明確に記載されているか確認しましょう。
3. 契約を急かす業者には要注意!
「今すぐ契約すれば割引します!」「本日中に決めないとキャンペーンが終わります!」などと契約を急かす業者は、悪質な業者の可能性があります。
一旦冷静になり、じっくり検討する時間を与えてくれない業者は避けましょう。
4. 施工実績や口コミ・評判を確認する
自社サイトやSNSで施工事例を公開しているか
実際にどんな工事をしているのか、写真付きで確認できると安心です。
お客様の口コミや評判が良いか
Googleマップのレビューや、地域の口コミサイトなどで評判を確認してみましょう。
地域密着型の会社か
地元で長く営業している会社は、地域の特性を理解しており、万が一の際にも迅速に対応してくれる可能性が高いです。
5. 担当者の対応や説明が丁寧か
専門用語を多用せず、分かりやすく説明してくれるか
質問に対して親身に答えてくれるか、こちらの疑問を解消してくれるかを確認しましょう。
診断内容や提案に根拠があるか
なぜその塗料を勧めるのか、なぜその補修が必要なのか、明確な理由を説明してくれるかを確認しましょう。
質問に快く答えてくれるか
疑問に思ったことを質問しやすい雰囲気かどうかも重要です。
6. 塗料メーカーの認定施工店であるか
特定の塗料メーカーから認定を受けている会社は、その塗料に関する専門知識や技術力が一定水準以上であることの証明になります。
7. アフターフォロー・保証内容が充実しているか
塗装後も安心して暮らすために、アフターフォローや保証制度が充実している会社を選びましょう。
定期的な点検や、万が一の不具合に対応してくれるかを確認しておくと良いでしょう。
まとめ:名古屋市で40坪の外壁塗装、成功のカギは「情報収集と会社選び」
名古屋市で40坪の外壁塗装をおこなう際の費用相場は、約80万円~180万円と幅があります。
この費用の差は、主に選ぶ塗料の種類と、会社によって異なる施工内容や付帯工事費によるものです。
外壁塗装は、決して安い買い物ではありません。
しかし、適切な時期に適切な工事を行うことで、大切な住まいを長持ちさせ、快適な暮らしを守ることができます。
この記事が、名古屋市で外壁塗装をご検討されている皆様にとって、後悔のない会社選びと工事実現の一助となれば幸いです。
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
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