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塗装が必要な屋根材1 スレート材

2025.6.16

スレート材について

スレート材は、多くの住宅に採用されている屋根材です。定期的な塗装工事が必要な屋根材となります アートペインズ

 

「ウチの屋根、そろそろ塗り替え時期かな…?」名古屋市にお住まいの皆さん、そう感じていませんか?

「スレートって何?」「うちの屋根もスレートなのかな?」「塗装が必要って本当?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はスレート材について説明していきます。

 

 

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スレート屋根材の特徴と塗装についてお伝えします

 

「スレート屋根」って一体何?名古屋の住宅でよく見るその正体

まず、皆さんが最も疑問に思っているであろう「スレート屋根」について、基礎からご説明します。

「スレート」という言葉、あまり聞き慣れないかもしれませんね。

一般的には「コロニアル」や「カラーベスト」といった商品名で呼ばれることも多く、皆さんの身近な住宅の屋根材として、実は非常に多くの住宅に採用されています。

 

・スレート屋根の基本構造と特徴

スレート屋根は、セメントと繊維質を混ぜ合わせて作られた薄い板状の屋根材です。

その形状から「薄型化粧スレート」とも呼ばれています。

主な特徴としては、次の点が挙げられます。

軽量性

瓦屋根などと比較して非常に軽量なため、建物への負担が少なく、耐震性の向上にも寄与します。

名古屋市は地震が多い地域でもあるため、この点は大きなメリットと言えるでしょう。

デザイン性

カラーバリエーションが豊富で、建物の外観に合わせて様々な色を選ぶことができます。

デザインの自由度が高い点も人気の理由です。

コストパフォーマンス

瓦やガルバリウム鋼板などの他の屋根材と比較して、初期費用を抑えることができます。

新築時やリフォーム時にも採用されやすい屋根材です。

 

・名古屋市でスレート屋根が多い理由

なぜ名古屋市でこれほどスレート屋根の住宅が多いのでしょうか?

主な理由としては、高度経済成長期以降の住宅建設ラッシュと、その後の経済性・施工性の高さが挙げられます。

工期の短縮

スレート屋根は施工が比較的容易で、工期を短縮できるため、大量供給が必要とされた時期に重宝されました。

材料費の抑制

製造コストが抑えられるため、より多くの住宅に採用されやすかったという背景があります。

都市部の住宅事情

名古屋市のような都市部では、敷地面積が限られているケースも多く、軽量で建物への負担が少ないスレート屋根が選択されやすかったと言えるでしょう。

このような理由から、現在名古屋市内には築10年~30年程度のスレート屋根の住宅が非常に多く存在しています。

そして、これらの住宅の多くが、まさに今、塗装によるメンテナンス時期を迎えているのです。

 

 

なぜスレート屋根には「塗装」が必要なのか?知っておきたい劣化のサイン

「屋根材なんだから、塗装なんてしなくても大丈夫なんじゃないの?」そう思われた方もいるかもしれません。

しかし、スレート屋根は他の屋根材とは異なり、定期的な塗装メンテナンスが不可欠です。

 

・スレート屋根が劣化するメカニズム

スレート屋根は、その主成分がセメントであるため、非常に「水を吸いやすい」という特性を持っています。

新築時には塗膜で保護されていますが、時間の経過とともにこの塗膜は紫外線や雨風に晒され、徐々に劣化していきます。

塗膜が劣化すると、スレート本体が直接水分を吸収するようになり、次のような問題が発生します。

カビ・コケの発生

湿気を帯びたスレートは、カビやコケの温床となります。

これらは見た目を悪くするだけでなく、スレートの表面を傷つけ、さらに水を吸い込みやすくする悪循環を生み出します。

ひび割れ・欠け

吸収した水分が凍結と融解を繰り返すことで、スレート内部に圧力がかかり、ひび割れや欠けが発生します。

特に冬場の寒さが厳しい地域では、この現象が顕著に現れます。

塗膜の剥がれ

既存の塗膜が劣化し、スレート本体から剥がれてきます。

これにより、さらにスレートの吸水性が高まり、劣化が進行します。

屋根材の反り

スレートが水分を吸収し乾燥を繰り返すことで、変形し反りが発生することがあります。

反りが発生すると、屋根材同士の隙間ができて雨漏りのリスクが高まります。

 

・見逃し厳禁!こんな症状が出たら要注意

あなたの家のスレート屋根に次のような症状が見られたら、それは塗装が必要なサインです。

色褪せ

新築時に比べて屋根の色が薄くなってきた、全体的に白っぽくなってきたと感じたら、塗膜の劣化が進行している証拠です。

カビ・コケの付着

屋根全体に緑色や黒色のカビ・コケが目立つようになったら、吸水性が高まっている状態です。

ひび割れ・欠け

屋根材に細い線状のひび割れや、角が欠けている部分が見つかったら、放置すると雨漏りに繋がる可能性があります。

塗膜の剥がれ

表面の塗料がパリパリと剥がれていたり、粉状になっている(チョーキング現象)場合は、防水性能が低下している証拠です。

屋根の反り

屋根材が波打っているように見えたり、端が浮き上がっているように見えたら、雨漏りの危険信号です。

これらの症状が見られたら、決して自己判断で放置せず、専門家や専門会社に相談することが重要です。

 

・放置するとどうなる?最悪のシナリオ

スレート屋根の劣化を放置すると、次のような深刻な事態に発展する可能性があります。

雨漏りの発生

スレートのひび割れや反りから雨水が浸入し、天井や壁にシミができたり、カビが発生したりします。

最悪の場合、構造材の腐食にも繋がり、大掛かりな修繕が必要になります。

建物の躯体(くたい)の劣化

雨漏りによって木材が腐食したり、シロアリが発生したりするリスクが高まります。

これにより、建物の耐久性が著しく低下し、大規模なリフォームや建て替えが必要になることも。

屋根材の飛散

劣化が進んだスレートは脆くなり、強風などで屋根材が飛散する危険性があります。

近隣の建物や通行人に被害を与えてしまう可能性もゼロではありません。

高額な修繕費用

軽度な劣化のうちに塗装をおこなっていれば安価で済んだものが、劣化が進行し雨漏りなどが発生すると、塗装だけでは済まず、屋根の葺き替えやカバー工法といった高額な工事が必要になります。

つまり、スレート屋根の塗装は、建物の寿命を延ばし、大切な財産を守るための「予防医療」のようなものなのです。

 

 

スレート屋根塗装の費用相場と工期

いざ塗装工事を検討するとなると、気になるのが「費用」と「期間」ですよね。

ここでは、名古屋市でスレート屋根の塗装工事をおこなう際の目安について解説します。

 

・塗装費用の内訳と適正価格の見極め方

スレート屋根塗装の費用は、様々な要因によって変動します。

一般的な費用の内訳は次の通りです。

足場費用

安全に作業をおこなうための足場の設置費用です。

建物の大きさや形状によって変動します。

高圧洗浄費用

屋根に付着したカビやコケ、汚れを洗い流す費用です。

下地処理の重要な工程です。

下地処理費用

ひび割れ補修や、欠損部の補修、縁切り(タスペーサー挿入)などの費用です。

塗料費用

使用する塗料の種類(シリコン、フッ素など)やグレードによって大きく変動します。

施工費用

人件費など、塗装作業にかかる費用です。

諸経費

廃材処分費や運搬費など。

名古屋市でのスレート屋根塗装の一般的な費用相場は、延べ床面積30坪程度の住宅で、約30万円~80万円程度を目安として考えておくと良いでしょう。

ただし、これはあくまで目安です。

使用する塗料のグレードや屋根の劣化状況、建物の形状などによって大きく変動します。

適正価格を見極めるためには、次の点を意識しましょう。

複数会社からの見積もり

複数の会社から見積もりを取り、内訳や総額を比較検討することが非常に重要です。

見積書の内容確認

「一式」などの大まかな表記ではなく、各工程の単価や数量が明確に記載されているか確認しましょう。

塗料の種類とグレード

どのような塗料を使用するのか、その耐久年数や特徴について説明を求めましょう。

保証内容

工事後の保証期間や内容について、書面で確認しましょう。

極端に安い見積もりには注意が必要です。

手抜き工事や、質の低い塗料を使用している可能性があります。

逆に、極端に高額な見積もりも避けるべきです。

 

・工事期間はどれくらい?具体的な流れ

スレート屋根塗装の工事期間は、一般的な戸建て住宅であれば、

約5日~10日程度を目安と考えておきましょう。

天候や屋根の大きさ、劣化状況によって前後します。

一般的な工事の流れは次の通りです。

足場の設置

安全確保のため、建物の周囲に足場を組みます。

高圧洗浄

屋根全体の汚れやカビ、コケを高圧洗浄機で洗い流します。

この工程が仕上がりに大きく影響します。

下地処理

ひび割れ補修、欠損部の補修、剥がれた塗膜のケレン(剥がし)作業などをおこないます。

縁切り(タスペーサー挿入)

スレートの重なり部分に隙間を作るための作業です。

雨水の滞留を防ぎ、雨漏りを防ぐ重要な工程です。

下塗り

塗料の密着性を高めるための下塗り材を塗布します。

中塗り

塗膜の厚みを出し、耐久性を高めるための中塗りをおこないます。

上塗り

仕上げの塗装です。美観を整え、塗膜の性能を最大限に引き出します。

最終確認・検査

塗装ムラがないか、塗り残しがないかなどを確認します。

足場の解体・清掃

足場を解体し、周囲の清掃をおこないます。

工事期間中は、屋根からの音や塗料の匂いが気になる場合がありますが、施工会社が事前に説明してくれるはずです。

 

 

「失敗しない」名古屋での会社選びのポイント

スレート屋根の塗装工事は、決して安い買い物ではありません。

だからこそ、信頼できる会社を選ぶことが非常に重要です。

残念ながら、塗装業界には悪質な業者も存在します。

ここでは、名古屋市で優良会社を見つけるためのポイントをご紹介します。

 

・優良会社を見抜くチェックリスト

次の項目を参考に、会社選びを進めてみましょう。

地域密着型の会社か?

名古屋市内に拠点を持ち、地域での実績が豊富な会社は、緊急時にも対応しやすく、信頼性が高い傾向にあります。

資格・免許の有無

塗装工事に関連する資格(例:一級塗装技能士)や、建設業許可を持っているか確認しましょう。

実績と経験

創業年数や、スレート屋根の塗装実績が豊富か確認しましょう。

施工事例やお客様の声も参考に。

丁寧な説明

専門用語ばかりでなく、素人にも分かりやすく、工事内容や費用について丁寧に説明してくれるか。

明確な見積もり

先述したように、各工程の単価や数量が明確に記載されている見積もりを提示してくれるか。

保証内容

工事後の保証期間や、保証内容が具体的に書面で提示されるか。

対応の速さ・誠実さ

問い合わせに対するレスポンスが早いか、質問に誠実に答えてくれるか。

現場調査の有無

見積もりを出す前に、必ず現場を訪れて屋根の状態を詳しく調査してくれるか。

図面だけで見積もりを出す会社は要注意です。

契約を急かさない

強引な営業や即決を迫る会社は避けましょう。

 

・見積書のココを見ろ!比較検討のコツ

複数の会社から見積もりを取った際に、比較検討する上で特に注目すべきポイントは次の通りです。

塗料のメーカーと製品名

漠然と「シリコン塗料」と記載されているだけでなく、具体的なメーカー名と製品名が記載されているか確認しましょう。

同じシリコン塗料でも、メーカーによって品質や耐久性は大きく異なります。

塗布回数

下塗り・中塗り・上塗りの最低3回塗りが基本です。

これらが明記されているか確認しましょう。

縁切りの項目

スレート屋根の塗装では、「縁切り」という工程が非常に重要です。

この項目が見積書に記載されているか確認しましょう。

タスペーサーを使用する旨が明記されているとなお良いです。

付帯工事の有無

雨樋や破風板などの付帯部分の塗装が含まれているか確認しましょう。

別料金となる場合もあります。

足場費用

足場費用は全体費用のかなりの割合を占めます。

適正な価格かどうか、複数の見積もりで比較しましょう。

不明な点があれば、納得いくまで質問し、疑問を解消してから契約するようにしてください。

 

・契約前の最終確認事項

契約書にサインする前に、次の最終確認をおこないましょう。

工事内容と費用の再確認

見積書の内容と契約書の内容に相違がないか、最終確認しましょう。

支払い条件

着手金、中間金、最終金の割合や支払い時期を確認しましょう。

工期の確認

具体的な工事開始日と終了予定日を確認しましょう。

保証書の発行

工事完了後に保証書が発行されるか、その内容を確認しましょう。

キャンセルポリシー

万が一の場合のキャンセルに関する規定を確認しましょう。

焦らず、じっくりと検討し、納得のいく会社と契約することが、後悔のない塗装工事への第一歩です。

 

 

スレート屋根塗装で知っておきたいメンテナンス術

せっかく費用をかけて塗装した屋根。

できるだけ長く、その美しさと機能性を保ちたいですよね。

ここでは、塗装後のメンテナンスについて解説します。

 

・塗装後の正しいケア方法

塗装後のスレート屋根は、適切なケアをおこなう事で寿命を延ばすことができます。

定期的な目視点検

半年に一度程度、ご自身で屋根の様子を目視で確認してみましょう。

色褪せやカビ・コケの発生、ひび割れなど、異変がないかチェックします。

落ち葉などの除去

落ち葉が溜まると、湿気を帯びてコケやカビの原因になります。

届く範囲で、安全に配慮しながら除去しましょう。

専門家や専門会社による定期点検

ご自身での点検では見落としがちな部分もあります。

数年に一度は、専門会社に点検を依頼することをおすすめします。

特に保証期間中に一度は点検してもらうと安心です。

 

・定期的な点検の重要性

塗装後の屋根は、塗膜が外部の刺激からスレート本体を守ってくれます。

しかし、塗膜も経年劣化は避けられません。

定期的な点検をおこなう事で、早期に劣化の兆候を発見し、軽度なうちに補修をおこなうことができます。

小さなひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、そこから劣化が進行し、結果的に高額な修繕費用が必要になることがあります。

人間の健康診断と同じで、早期発見・早期治療が何よりも大切なのです。

 

 

 

まとめ

スレート屋根は、適切な時期に適切な塗装をおこなう事で、その美しさを保ち、そして何よりも大切な住まいを雨風から守ってくれる非常に重要な役割を担っています。

「まだ大丈夫だろう…」と先延ばしにすることは、結果的に余計な費用と手間を招いてしまうかもしれません。

気になる場合は、専門家や専門会社に現地調査を依頼し、納得ができる塗装工事を検討してみてください。

 

 

 

 

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