住宅塗装のサイン「浮き・反り」の正体と対策について
2025.11.18
浮き・反りについて

皆様は、ご自宅の外壁をじっくりとご覧になったことはありますか?
「家の外壁って、なんだか波打っているように見えるな…」 「サイディングボードの継ぎ目が浮いてきている気がする…」
もし、そんな風に感じたことがあるなら、それは「浮き・反り」という、ご自宅からの重要なSOSサインかもしれません。
そこで、今回は現場で最も警戒する劣化症状の一つ、「浮き・反り」について、その原因や、放置するとどうなるのか、詳しく説明していきます。
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~~~~~~~~~~*目次*~~~~~~~~~~
塗装専門会社が警戒する「浮き・反り」の正体とは?
住宅の外壁には、モルタル壁、タイル壁など様々な種類がありますが、日本の住宅で最も多く使われているのが「窯業系サイディングボード」です。
今回お話しする「浮き・反り」は、このサイディングボードに多く見られる劣化症状です。
「浮き」とは、サイディングボードが壁面から少し離れて浮き上がっている状態。
「反り」とは、ボードの両端が反り返り、中央が膨らんで波打ったようになっている状態を指します。
写真や目で見て明らかに分かるものから、光の加減でようやく分かるものまで、症状の度合いは様々です。
しかし、どんなに軽微な症状であっても、専門家から見れば「防水機能が失われ始めている」という危険信号なのです。
なぜ「浮き・反り」は発生する?見過ごされがちな3つの原因
「浮き・反り」は、ある日突然発生するものではありません。
その裏には、必ずと言っていいほど、次の3つの原因が潜んでいます。
原因①:雨水や湿気の浸入
これは「浮き・反り」の最大の原因です。
サイディングボードの表面には、塗料による保護膜が形成されています。
この保護膜が、太陽の紫外線や風雨によって劣化し、防水機能が失われると、ボード内部に雨水や湿気が浸入するようになります。
ボードに水が染み込むと、木材が水を吸って膨張するのと同じように、ボード自体が膨張します。
そして、天気が良い日に乾燥すると、膨張した部分が元の状態に戻ろうとしますが、完全に元の形には戻りません。
この「吸水と乾燥の繰り返し」によって、ボードの変形が進み、徐々に「浮き・反り」が発生していくのです。
原因②:シーリング(コーキング)の劣化
サイディングボードの目地(ボードとボードの継ぎ目)には、シーリング材というゴム状のものが充填されています。
このシーリング材は、ボードの動きに合わせて伸縮し、雨水の侵入を防ぐという非常に重要な役割を担っています。
しかし、シーリング材も紫外線や雨風によって劣化し、ひび割れや剥離が発生します。
シーリングが劣化すると、ボードの継ぎ目から雨水が内部に浸入しやすくなり、結果的にボードの「浮き・反り」を引き起こす原因となります。
原因③:下地材の不備や施工不良
これは稀なケースですが、新築時や前回の塗装工事の際に、サイディングボードの下地(胴縁など)に不備があった場合や、釘やビスの打ち方が不適切だった場合にも、「浮き・反り」が発生することがあります。
例えば、下地が不均一だったり、釘が緩んでいたりすると、ボードがしっかりと固定されず、わずかな外力や吸水・乾燥によって、簡単に変形してしまいます。
「浮き・反り」を放置するとどうなる?想像以上のリスク
「ちょっと浮いてるだけだから大丈夫だろう」
そう思って「浮き・反り」を放置すると、取り返しのつかない事態に発展する可能性があります。
リスク①:雨漏りの発生
「浮き・反り」によってできた隙間や、変形したボードの継ぎ目から、雨水が建物の内部へと浸入します。これが、壁内部の雨漏りの始まりです。
壁の内部は、断熱材や木材など、湿気に弱い素材でできています。
雨漏りが続くと、これらの建材が腐食し、カビやシロアリの温床となる可能性があります。
リスク②:家の構造材の腐食・シロアリ被害
雨水の浸入が続くと、最終的には柱や梁といった家の構造材まで腐食が進んでしまいます。
構造材が腐ると、家の強度が著しく低下し、最悪の場合、倒壊の危険性も高まります。
また、湿った木材はシロアリにとって絶好の住処となります。
シロアリは木材を食い荒らし、建物の耐久性をさらに低下させます。
「浮き・反り」という小さなサインが、大規模な修繕工事や建て替えを余儀なくされる原因になることがあります。
リスク③:断熱性能の低下と光熱費の増加
壁内部に水が浸入すると、断熱材が湿ってしまい、本来の断熱性能を発揮できなくなります。
これにより、夏は外の熱気が室内に伝わりやすくなり、冬は室内の暖かい空気が逃げやすくなります。
結果として、冷暖房の効率が悪くなり、電気代が高くつくという、家計にも直接的な悪影響を及ぼします。
あなたの家は大丈夫?「浮き・反り」のチェックポイント
ご自宅の「浮き・反り」をチェックする際は、次の点に注目してみてください。
チェックポイント①:光の反射で確認する
太陽が当たる時間帯に、外壁から少し離れて、斜めから見てみましょう。
ボードが反っている場合、光の反射が不自然に波打っているように見えます。
チェックポイント②:ボードの端を指で押してみる
サイディングボードの継ぎ目に沿って、ボードの端を指で軽く押してみてください。
もし、簡単に動いたり、浮いている感触があったりすれば、要注意です。
チェックポイント③:シーリング材の状態を確認する
ボードの継ぎ目にあるシーリング材に、ひび割れや剥がれがないかを確認しましょう。
シーリングの劣化は、「浮き・反り」の前段階であることが多いです。
まとめ
「浮き・反り」は、単なる見た目の問題ではありません。
それは、ご自宅が抱えている深刻な問題を示唆する、見過ごしてはいけないサインです。
しかし適切な時期に、適切な診断と工事を行うことで、大切なご自宅を長持ちさせることができます。
「もしかしたら…?」と少しでも不安に感じた方は、専門家や専門会社に相談してみてください。
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