外壁塗装ブログ

シーリングの劣化症状の放置は危険!

2025.8.5

シーリングの劣化症状について

シーリングの劣化は、雨漏りの原因の一つになります。早めの補修が大切です アートペインズ

 

名古屋市にお住まいの皆様、外壁塗装をご検討されていますか?

「初めての塗装工事で何から手をつけていいか分からない…」「見積もりを見ても専門用語ばかりでチンプンカンプン…」そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

特に、外壁塗装と切っても切り離せない重要な工程の一つに「シーリング工事」があります。

しかし、このシーリング、普段あまり意識することのない部分だけに、その劣化症状を見逃しがちです。

そこで、今回は名古屋市で初めて塗装工事をお考えの方にも分かりやすく、シーリングの役割から劣化症状、そして放置するリスクについて説明していきます。

 

 

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シーリング材の劣化は放置すると危険です!

 

 

そもそもシーリングって何?塗装工事における重要性

「シーリング」や「コーキング」という言葉を耳にされたことはありますか?

実はこれらはほぼ同じものを指し、建築業界では一般的に「シーリング材」が使われることが多いです。

では、具体的に建物のどこに使われているのでしょうか?

サイディングボードの目地

多くの戸建て住宅で採用されているサイディングボードは、工場で生産されたパネルを現場で貼り合わせていきます。

そのボードとボードの隙間を埋めているのがシーリング材です。

ALCパネルの目地

軽量気泡コンクリート(ALC)パネルも同様に、パネル間の目地をシーリング材で埋めます。

窓やサッシの周囲

窓枠と外壁の隙間など、異素材が接合する部分の防水性を高めるために使われます。

ドア枠の周囲

窓と同様に、ドア枠と外壁の取り合い部分にもシーリングが施されています。

換気扇や給湯器などの開口部

外壁に設けられた開口部周りも、雨水の侵入を防ぐためにシーリングで処理されています。

このように、シーリング材は建物の様々な隙間に充填され、次の重要な役割を担っています。

防水性の確保

建物内部への雨水侵入を防ぎ、建材の腐食や構造体の劣化を防ぎます。

これは、名古屋市の多湿な気候において特に重要な役割です。

気密性の保持

外部からの冷気や暖気の侵入、内部からの空気漏れを防ぎ、室内の快適な温度環境を保ちます。

冷暖房効率の向上にも繋がり、光熱費の節約にも貢献します。

緩衝材としての役割

地震や強風、気温の変化などによる建物の動きや建材の収縮・膨張を吸収し、ひび割れや建材の破損を防ぎます。

建物の美観維持

目地を埋めることで、外壁全体の見た目を整え、美しい外観を保ちます。

もしシーリングが劣化すると、これらの役割が十分に果たされなくなり、建物全体に様々な悪影響を及ぼすことになります。

外壁塗装をおこなう際には、塗装の前に必ずシーリングの状態を確認し、必要であれば打ち替えや増し打ちなどの補修工事をおこなう事が非常に重要です。

 

 

見逃し厳禁!シーリングの代表的な劣化症状とチェックポイント

ここでは、初心者の方でもご自宅で簡単にチェックできるシーリングの劣化症状を具体的にご紹介します。

名古屋市にお住まいの方も、ぜひ一度ご自宅の外壁をじっくりと観察してみてください。

 

1. ひび割れ(クラック)

シーリングの劣化症状として最も分かりやすいのが「ひび割れ(クラック)」です。

ゴムのような弾力性を持つシーリング材も、経年により徐々に硬化し、伸縮性が失われていきます。

その結果、建物の揺れや建材の動きに追従できなくなり、ひび割れが発生します。

初期症状

表面にごく細いひび割れが見られることがあります。

進行症状

ひび割れが深く、幅広くなり、シーリング材の内部まで達している場合があります。

チェックポイント

目地の中心部だけでなく、端部や建材との境目にもひび割れがないか確認しましょう。

特に日当たりの良い場所や風当たりの強い場所は劣化が進みやすい傾向があります。

 

2. 肉痩せ(痩せ細り)

「肉痩せ」とは、シーリング材の体積が減少し、目地が痩せ細ってしまう状態を指します。

シーリング材に含まれる可塑剤(柔軟性を与える成分)が揮発したり、紫外線や熱の影響で硬化が進んだりすることで発生します。

見た目

目地がへこんで見えたり、シーリング材が建材の表面よりも奥に入り込んでいるように見えたりします。

チェックポイント

目地が均一な厚みで埋められているか確認しましょう。

部分的にへこんでいる箇所があれば、肉痩せの可能性があります。

特に縦の目地は、重力の影響で肉痩せが進みやすい傾向があります。

 

3. 剥離(剥がれ)

シーリング材が目地から剥がれてしまう現象を「剥離」と呼びます。

これはシーリング材と建材との密着性が失われた状態で、最も危険な劣化症状の一つです。

接着剥離

シーリング材自体は健全でも、建材との接着面で剥がれてしまう状態です。

プライマーの塗布不足や、下地の汚れなどが原因となることがあります。

凝集剥離

シーリング材の内部で亀裂が入り、剥がれてしまう状態です。

シーリング材の劣化が著しく進行している場合に発生します。

チェックポイント

シーリング材が目地から浮いている箇所がないか確認しましょう。

指で軽く押してみて、グラグラするようなら剥離の可能性があります。

剥離箇所から雨水が侵入している可能性が高いため、早急な対処が必要です。

 

4. 硬化・弾力性の低下

新品のシーリング材は、ゴムのようにしなやかで弾力性があります。

しかし、紫外線や熱、風雨などの影響を長期間受けることで、徐々に硬くなり、弾力性が失われていきます。

見た目

シーリング材がカチカチに硬くなっているように見えます。

触感

指で押しても弾力がなく、硬い感触がします。

チェックポイント

目地のシーリング材を指で軽く押してみて、弾力があるか確認しましょう。

硬くなっている場合は、ひび割れや剥離に繋がりやすいため注意が必要です。

 

5. 切れ・欠落

シーリング材が完全に切れてしまったり、目地から一部または全体が欠落してしまったりする症状です。

これはひび割れや硬化が進行した末期の症状で、防水性や気密性が著しく損なわれている状態です。

見た目

目地が大きく開いていたり、シーリング材がごっそりなくなっていたりします。

チェックポイント

特に建物の角や窓周りなど、動きの多い箇所に発生しやすい傾向があります。

完全に隙間が空いている場合は、雨水の侵入はもちろん、害虫の侵入経路にもなりかねません。

 

6. 汚染・変色

シーリング材の表面が黒ずんだり、カビやコケが発生したり、変色したりする症状です。

これは防水性や弾力性に直接影響するわけではありませんが、美観を損ねるだけでなく、シーリング材の劣化を早める要因となることもあります。

見た目: シーリング材が黒や緑に変色している、または全体的にくすんでいる。

チェックポイント

特に日陰になりやすい場所や、湿気がこもりやすい場所に発生しやすい傾向があります。

これらの劣化症状は、単独で発生することもあれば、複数同時に見られることもあります。

ご自宅のシーリングに一つでもこれらの症状が見られる場合は、専門家による診断をおすすめします。

 

 

シーリング劣化を放置する危険性!名古屋市の住宅を守るために

「少しひびが入っているくらいなら大丈夫だろう…」とシーリングの劣化を軽視してしまうのは非常に危険です。

シーリングの劣化を放置することは、ご自宅の寿命を縮め、将来的に大きな修繕費用が発生する原因となります。

名古屋市の住宅環境を考慮すると、特に次のリスクが考えられます。

 

1. 雨漏りの発生

最も分かりやすいリスクは「雨漏り」です。

シーリングのひび割れや剥離、欠落箇所から雨水が建物内部に侵入し、雨漏りが発生します。

初期症状

壁紙のシミ、天井のシミ、カビの発生、木の腐食などが挙げられます。

進行症状

構造体の腐食、シロアリの発生、断熱材の劣化、電気配線のショートなど、甚大な被害に発展する可能性があります。

名古屋市は年間を通して降水量が多く、特に梅雨の時期や台風シーズンには集中豪雨に見舞われることも少なくありません。

シーリングの劣化を放置すると、これらの時期に一気に被害が拡大する可能性があります。

 

2. 外壁材の劣化・腐食

シーリングが劣化した隙間から雨水が侵入すると、外壁材自体も劣化・腐食が進みます。

サイディングボードの場合

ボード内部に水分が浸透し、凍害(寒冷地で水分が凍結・融解を繰り返すことで建材がボロボロになる現象)や反り、剥がれ、膨れなどの症状が発生します。

名古屋市では冬場の凍害リスクは低いものの、夏の高温多湿環境下でのカビや藻の発生、建材の膨張・収縮によるダメージは考慮すべきです。

モルタル壁の場合

内部のラス(下地材)が腐食したり、ひび割れが拡大したりします。

 

3.構造体への被害

外壁材の劣化を放置すると、さらに奥の木材などの構造体にまで水分が到達し、腐食が進みます。

湿った木材はシロアリにとって絶好の生息環境となり、シロアリ被害を誘発する可能性も高まります。

シロアリ被害

柱や梁などの構造体を食い荒らし、建物の耐震性や耐久性を著しく低下させます。

地震が多い日本において、建物の耐震性は非常に重要です。

 

4. 建物の断熱性・気密性の低下

シーリングは、建物の気密性を保つ役割も担っています。

劣化によって隙間ができてしまうと、外部からの冷気や暖気が侵入しやすくなり、室内の快適な温度が保ちにくくなります。

夏場

外部からの熱気が侵入し、エアコンの効きが悪くなります。

冬場

外部からの冷気が侵入し、暖房の効きが悪くなります。

結果として、冷暖房費が高騰し、家計を圧迫することになります。

名古屋市の夏は非常に蒸し暑く、冬も冷え込むため、シーリングによる気密性確保は光熱費削減に直結します。

 

5. 美観が損なわれる

ひび割れや剥離、カビの発生など、シーリングの劣化は建物の外観を著しく損ねます。

せっかくの外壁塗装も、シーリングが劣化していると台無しになってしまいます。

特に、黒カビやコケは建物の見た目を悪くするだけでなく、外壁材の劣化を早める原因にもなります。

このように、シーリングの劣化は見た目の問題に留まらず、建物の安全性や耐久性、快適性、経済性にも大きな影響を与えます。

名古屋市で安心して長く暮らすためにも、シーリングの適切なメンテナンスは非常に重要です。

 

 

名古屋市で信頼できる塗装会社選びのポイント

シーリング工事は、建物の防水性を左右する非常に重要な工程です。

そのため、信頼できる会社を選ぶことが何よりも大切です。

名古屋市で塗装会社を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

 

1. 専門知識と経験が豊富か

シーリング工事に関する専門知識と豊富な経験を持つ会社を選びましょう。

現地調査の際に、シーリングの劣化症状について分かりやすく説明してくれるか、適切な補修方法を提案してくれるかなどを確認しましょう。

 

2. 資格や許認可の有無

塗装工事業の許可を得ているか、また、外壁診断士やシーリング技能士などの資格を持つスタッフがいるかどうかも確認のポイントです。

資格は技術力の証とも言えます。

 

3. 丁寧な現地調査と詳細な見積もり

シーリングの状態をしっかりと現地調査し、劣化状況や補修方法について丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。

見積もりも、シーリング工事の項目が具体的に記載されており、使用する材料や単価が明確であるかを確認しましょう。

 

4. 施工事例や実績の確認

過去の施工事例や実績をホームページなどで確認し、品質の高い工事をおこなっているかを確認しましょう。

特に名古屋市内での施工実績が豊富な会社は、地域の気候や建物の特性を理解しているため安心です。

 

5. アフターフォローや保証制度の有無

工事後のアフターフォローや保証制度が充実しているかどうかも重要なポイントです。

万が一、施工後に不具合が発生した場合でも、迅速に対応してくれる会社であれば安心です。

 

6. 複数の会社から相見積もりを取る

複数の会社から相見積もりを取ることで、費用や提案内容を比較検討し、適正な価格で信頼できる会社を選ぶことができます。

名古屋市には多くの塗装会社がありますので、焦らずじっくりと選びましょう。

 

 

まとめ:名古屋市の住宅を守るためにシーリングの定期点検を!

シーリングは、建物の防水性、気密性、そして耐久性を守る上で欠かせない重要な部分です。

ひび割れ、肉痩せ、剥離といった劣化症状を放置すると、雨漏りや外壁材の劣化、さらには構造体の腐食やシロアリ被害にまで発展する可能性があります。

大切なのは、早期発見と早期対策です。

ご自宅のシーリングは、約5年から10年で劣化が進むと言われています。

定期的にご自身でチェックし、少しでも気になる症状が見られたら、迷わず専門会社に相談しましょう。

外壁塗装を検討される際には、ぜひシーリング工事の重要性も認識し、信頼できる塗装会社に相談して、最適なメンテナンスをおこないましょう。

名古屋市の快適な住まいづくりを、シーリングの点検から始めてみませんか?

 

 

 

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