シーリング材の劣化は放置すると危険です!
2025.6.7
シーリング材の劣化は放置は危険!について
名古屋の皆様、こんにちは!
「そろそろ家の外壁塗装を考えなきゃな…」
そう思っていませんか?
実は、外壁塗装を考える上で、大切なのが「シーリング材」の存在なんです。
そこで、今回は住宅塗装におけるシーリング材の重要性、そしてその劣化がなぜ怖いのかについて説明していきます。。
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~~~~~~~~~~*目次*~~~~~~~~~~
「シーリング材」って、そもそも何? – 家の隙間を埋める影の立役者
まず、シーリング材とは一体何なのか、という基本的な部分からご説明しましょう。
あなたの家を外からじっくり見てみてください。
外壁材と外壁材の間に、細いゴムのようなものが挟まっているのが見えますか?
あるいは、窓のサッシと外壁の境目、ベランダの手すりの根元などにも、同じようなものが使われているはずです。
これが「シーリング材」、別名「コーキング材」と呼ばれるものです。
その役割は、ズバリ「建物の隙間を埋めること」。
「隙間を埋めるだけ?」そう思われるかもしれませんが、この「隙間を埋める」という役割が、家を長持ちさせる上で非常に重要なのです。
【シーリング材の主な役割】
雨水の侵入を防ぐ
外壁材の隙間や、窓・サッシとの間にできる隙間から雨水が侵入するのを防ぎます。
雨水が侵入すると、構造材の腐食やカビの発生、さらにはシロアリの原因にもなりかねません。
気密性を高める
隙間風を防ぎ、室内の冷暖房効率を高めます。これにより、光熱費の節約にもつながります。
建物の動きに追従する
地震や強風、建物の熱伸縮などによって建物は常にわずかに動いています。
シーリング材は、その動きに柔軟に追従することで、外壁材のひび割れや破損を防ぐ役割も担っています。
騒音の軽減
隙間を埋めることで、外部からの騒音の侵入を軽減する効果も期待できます。
想像してみてください。もし、あなたの家の隙間がすべて埋められていなかったら…?
雨は容赦なく吹き込み、冬は隙間風で底冷えし、夏はエアコンの効きが悪く、そして構造材は徐々に腐食していくでしょう。
シーリング材は、まさに家を雨風から守り、快適な室内環境を保つための「縁の下の力持ち」なのです。
名古屋の気候がシーリング材の劣化を早める!? – 過酷な環境と劣化のメカニズム
さて、そんな大切なシーリング材ですが、残念ながら永遠にその性能を保ち続けるわけではありません。
時間とともに必ず劣化していきます。
特に、名古屋の気候はシーリング材にとって決して優しい環境とは言えません。
【名古屋の気候特性とシーリング材への影響】
夏の高温多湿
名古屋の夏は非常に高温多湿です。
この高温はシーリング材の硬化を促進し、柔軟性を失わせる原因となります。
また、湿度はカビやコケの発生を促し、シーリング材の表面を劣化させます。
冬の乾燥と低温
冬は比較的乾燥し、気温も低くなります。
シーリング材は低温になると硬化し、伸縮性が失われやすくなります。
年間を通じた寒暖差
夏と冬、昼と夜の寒暖差が大きいのも名古屋の特徴です。
建物は温度変化によって膨張と収縮を繰り返しており、シーリング材はその動きに常に追従しているため、負荷がかかり続けます。
紫外線
どんな地域でも共通して言えることですが、太陽光に含まれる紫外線はシーリング材の劣化の最大の要因の一つです。
紫外線はシーリング材の表面を分解し、硬化やひび割れを促進させます。
酸性雨や大気汚染
都市部である名古屋では、酸性雨や大気中の汚染物質もシーリング材の劣化を早める可能性があります。
これらの複合的な要因により、名古屋の住宅のシーリング材は、一般的に10年前後で劣化の兆候が現れ始めると言われています。
では、具体的にどのような「劣化のサイン」があるのでしょうか?
「これを見つけたら要注意!」シーリング材劣化の具体的なサイン
シーリング材の劣化は、目に見える形で現れます。
あなたの家のシーリング材は大丈夫ですか? 次のようなサインが出ていないか、ぜひチェックしてみてください。
【シーリング材劣化の主なサイン】
ひび割れ(クラック)
シーリング材の表面に細いひび割れが入る現象です。初期の劣化サインとしてよく見られます。
ひび割れが深くなると、雨水の侵入経路となる可能性が高まります。
肉痩せ(やせ細り)
シーリング材が当初の厚みよりも痩せ細り、目地(隙間)との間に隙間が生じる現象です。
シーリング材の弾力性が失われ、収縮してしまった状態です。
剥離(はくり)
シーリング材が外壁材やサッシとの接着面から剥がれてしまう現象です。
これは最も深刻な劣化サインの一つで、雨水の侵入リスクが非常に高まります。部分的な剥がれから始まり、徐々に範囲が広がっていきます。
硬化(硬くなる)
本来はゴムのように弾力性があるシーリング材が、カチカチに硬くなってしまう現象です。
硬化すると建物の動きに追従できなくなり、ひび割れや剥離の原因となります。
切れ
シーリング材が途中で完全に切れてしまう現象です。
ひび割れが進行したり、建物の動きに耐えられなくなったりすることで発生します。
この状態になると、雨水は直接内部に侵入してしまいます。
チョーキング(白亜化)
シーリング材の表面が白っぽくなり、触るとチョークの粉のようなものが付着する現象です。
塗膜のチョーキングと同じく、紫外線によって表面が劣化しているサインです。
これらのサインを一つでも発見したら、それはシーリング材がSOSを出している証拠です。
放置しておくと、やがて取り返しのつかない事態に発展する可能性があります。
劣化を放置するとどうなる? – 家がボロボロになる前に知っておくべきリスク
「まあ、ちょっとくらいひび割れてても大丈夫でしょ?」
そう思って、シーリング材の劣化を放置してしまうのは非常に危険です。
劣化を放置することで、次のような深刻なリスクが発生する可能性があります。
雨漏り・漏水
最も直接的で分かりやすいリスクです。
シーリング材の隙間から雨水が侵入し、壁の中や天井、最終的には室内に雨漏りとして現れます。
雨漏りが発生すると、家具や家電が損壊したり、カビが発生して健康被害を引き起こしたりする恐れがあります。
構造材の腐食
雨水が侵入することで、壁の内部にある木材や鉄骨などの構造材が腐食してしまいます。
構造材が腐食すると、家の耐久性が著しく低下し、最悪の場合、倒壊の危険性も出てきます。
シロアリの発生
湿気を好むシロアリにとって、雨水が侵入した湿った木材は格好の棲み処となります。
シロアリの被害は深刻で、家の柱や土台を食い荒らし、耐震性を大幅に低下させます。
断熱材の劣化
壁の内部に侵入した雨水は、断熱材を湿らせ、その性能を低下させます。
これにより、冬は寒く、夏は暑いといった住環境の悪化、さらには光熱費の増加につながります。
カビ・コケの発生
湿った環境はカビやコケの温床となります。
外壁にカビやコケが発生するだけでなく、壁の内部にまでカビが繁殖し、アレルギーやぜんそくなどの健康被害を引き起こす可能性もあります。
外壁材の破損
シーリング材が劣化して建物の動きに追従できなくなると、外壁材自体に負担がかかり、ひび割れや破損が発生する可能性があります。
特に、凍害の発生しやすい地域では、シーリング材の隙間から水が侵入し、それが凍結・膨張することで外壁材が破損する「爆裂」と呼ばれる現象が発生することもあります。
これらのリスクは、どれも家の寿命を縮め、大規模な修繕費用が必要となるものばかりです。
「早めに気づいて、適切な処置をすること」が、結果的にあなたの家と家計を守る一番の近道なのです。
シーリング材の補修方法は? – 増し打ち?打ち替え?専門家が選ぶ最適な方法
では、実際にシーリング材の劣化が見つかった場合、どのような補修方法があるのでしょうか? 主な補修方法は「増し打ち」と「打ち替え」の2種類です。
【シーリング材の補修方法】
・増し打ち(ましうち)
既存のシーリング材の上に、新しいシーリング材を重ねて充填する方法です。
メリット
工期が短く、費用も安価です。
デメリット
既存のシーリング材の状態が悪い場合、すぐに剥がれてしまう可能性があります。
また、既存のシーリング材の厚みによっては、十分な耐久性が得られない場合があります。
適用ケース
比較的劣化が軽度で、既存のシーリング材に大きなひび割れや剥離がない場合に検討されます。
また、シーリング材の厚みが十分に確保できる箇所に適しています。
・打ち替え(うちかえ)
既存のシーリング材を完全に撤去し、新しくシーリング材を充填する方法です。
メリット
シーリング材本来の性能を最大限に発揮でき、耐久性も高まります。
新しいシーリング材が外壁材やサッシにしっかりと接着するため、剥がれにくいです。
デメリット
既存のシーリング材の撤去作業が必要なため、工期が長く、費用も高くなります。
適用ケース
ひび割れや剥離が広範囲に及んでいる場合、肉痩せがひどい場合、硬化して弾力性が失われている場合など、劣化が進行している場合に必須となる工法です。
外壁塗装と同時におこなうのが一般的です。
・どちらを選ぶべきか?
基本的には、「打ち替え」が推奨されます。
なぜなら、既存のシーリング材の上に新しいものを重ねる「増し打ち」は、その下の劣化したシーリング材の耐久性に依存してしまうからです。
いくら上から新しいシーリング材を塗っても、下の土台がボロボロでは長持ちしません。
特に外壁塗装と同時にシーリング材の補修をおこなう場合は、迷わず「打ち替え」を選択することをおすすめします。
外壁塗装は10年に一度程度行う大規模なメンテナンスですから、この機会にシーリング材も新品にしておくことで、家の耐久性を向上させ、将来的な雨漏りなどのリスクを最小限に抑えることができます。
ただし、増し打ちが全く適さないわけではありません。
例えば、まだ築年数が浅く、部分的な軽微な劣化にとどまっている場合や、部分補修として一時的に対処したい場合には有効な選択肢となることもあります。
しかし、最終的な判断は、専門の会社に状態を診てもらい、適切な診断を受けることが重要です。
名古屋で失敗しない!優良会社を見つけるためのチェックポイント
「シーリング材の重要性は分かったけど、じゃあ誰に頼めばいいの?」
そう思われた方も多いのではないでしょうか。 残念ながら、外壁塗装業界には悪質な会社も少なからず存在します。
名古屋で安心して任せられる優良会社を見つけるために、以下のポイントをチェックしましょう。
【優良業者を見つけるためのチェックポイント】
シーリング工事の経験と実績が豊富か
シーリング工事は、外壁塗装とは異なる専門知識と技術が必要です。
過去の施工実績を尋ねたり、写真を見せてもらったりして、経験豊富な会社を選びましょう。
名古屋市内で多くの実績がある会社であれば、地域の気候特性や建物の種類にも詳しいため、より安心できます。
建物の状態をしっかり診断してくれるか
現地調査の際に、シーリング材の状態を詳しく確認し、劣化状況や適切な補修方法(増し打ちか打ち替えか)を明確に説明してくれる会社を選びましょう。
ドローンなどを使って高所も確認してくれる会社であれば、より詳細な診断が期待できます。
複数の補修方法やシーリング材の種類を提案してくれるか
「増し打ち一択」や「このシーリング材しかない」といった一方的な提案ではなく、お客様の状況や予算に合わせて複数の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明してくれる会社は信頼できます。
見積もり書が明確で分かりやすいか
シーリング工事の費用が「一式」とまとめられているのではなく、「既存シーリング材撤去費」「シーリング材充填費」「使用するシーリング材の種類と数量」などが項目ごとに明記されているか確認しましょう。
不明な点があれば、納得いくまで質問してください。
地域の評判や口コミが良いか
インターネットの口コミサイトや地域の掲示板などで、その業者の評判を調べてみるのも有効です。
ただし、口コミはあくまで参考程度にし、最終的にはご自身の目で確かめることが重要です。
質問に丁寧に答えてくれるか
専門用語を使わず、素人にも分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれるかどうかも重要なポイントです。
複数の会社から相見積もりを取り、上記のチェックポイントを比較検討することで、あなたの家にとって最適な業者を見つけることができるでしょう。
まとめ:あなたの家を守る「縁の下の力持ち」シーリング材の重要性
シーリング材は、普段あまり意識することのない地味な存在かもしれません。
しかし、あなたの家を雨風から守り、快適な暮らしを支える上で、決して欠かすことのできない「縁の下の力持ち」です。
名古屋の厳しい気候条件下では、シーリング材の劣化は避けて通れません。
「あれ?ひび割れてる?」 「なんだか痩せてるな…」 「外壁から剥がれてる気がする…」
もし、ご自宅のシーリング材に少しでも異変を感じたら、それはあなたの家からのSOSサインです。
早期発見、早期対策が、あなたの家を長持ちさせ、結果的に高額な修繕費用から家計を守る一番の秘訣です。
大切なご自宅を守るために、今一度、シーリング材に目を向けてみてはいかがでしょうか。
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