塗装工事における建物の劣化現象とは?
2025.7.20
塗装工事における建物の劣化現象について
「最近、家の外壁がなんだか変だな…」「そろそろ塗り替え時かな?」そう思っている名古屋市の家主さん、いらっしゃいませんか?
住宅の塗装は、見た目を美しく保つだけでなく、雨や紫外線から家を守る大切な役割を担っています。
しかし、時間の経過とともに、必ず「劣化」という現象が起こります。
「劣化って具体的にどんなこと?」「うちの家は大丈夫?」そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
そこで、今回は名古屋市にお住まいの皆さまに向けて、住宅塗装工事における主な劣化現象について説明していきます。
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~~~~~~~~~~*目次*~~~~~~~~~~
住宅塗装の劣化、なぜ起こるの?
名古屋市は、夏は高温多湿、冬は比較的乾燥しているものの、四季を通して気候変動が大きい地域です。
また、交通量の多い幹線道路沿いでは、車の排気ガスによる影響も考えられます。
これらの気候条件や周辺環境は、住宅の塗装に常にダメージを与え続けています。
塗装は、紫外線、雨、風、温度変化、そして車の排気ガスなど、様々な外的要因に常に晒されています。
まるで、私たち人間の肌が日差しや乾燥でダメージを受けるのと同じように、住宅の塗装も少しずつその機能や見た目を失っていくのです。
では、具体的にどんな劣化現象があるのでしょうか。
代表的なものを一つずつ見ていきましょう。
あなたの家はどのタイプ?代表的な劣化現象を徹底解説!
一口に「劣化」といっても、その症状は様々です。
ここでは、住宅塗装でよく見られる代表的な劣化現象を解説していきます。
ご自身の家の外壁と照らし合わせながらチェックしてみてください。
1. チョーキング現象(白亜化現象)
「壁を触ると白い粉が手に付く…これって大丈夫?」
もし、あなたの家の外壁を撫でて、手に白い粉が付着したら、それは「チョーキング現象(白亜化現象)」という劣化サインです。
なぜ起こる?
塗料は、顔料(色を出す成分)と樹脂(塗膜を形成する成分)などで構成されています。
紫外線や雨などの影響で、塗膜表面の樹脂が分解され、顔料が粉状になって露出するのがチョーキング現象です。
例えるなら、日焼けした肌の表面がポロポロ剥がれてくるようなイメージです。
この劣化を放置するとどうなる?
チョーキング現象が起きているということは、塗膜の保護機能が低下している証拠です。
この状態を放置すると、塗膜が徐々に薄くなり、下地への紫外線や雨水の浸入を防ぐ力が弱まります。
結果として、ひび割れや藻・カビの発生、さらには建材自体の劣化へと繋がりかねません。
対策は?
チョーキング現象が見られたら、塗り替えのサインと捉えましょう。
高圧洗浄でしっかりと粉を洗い流し、適切な下地処理をおこなった上で新しい塗料を塗布することで、建物の保護機能を回復させることができます。
2. ひび割れ(クラック)
「外壁に細い線が入っているんだけど…」
外壁にまるで地図の等高線のような線が入っていたり、地震でできたような大きな亀裂が入っていたりする場合、それは「ひび割れ(クラック)」です。
ひび割れには、表面的なものから構造に影響を及ぼすものまで、様々な種類があります。
なぜ起こる?
経年劣化
塗料の弾力性が失われ、建物の動き(地震や温度変化による膨張・収縮)に追従できなくなるため。
乾燥収縮
塗料が乾燥する際に、塗膜が収縮することでひび割れが発生することがあります。
下地の動き
建物の構造的な動きや、下地の収縮・膨張によってひび割れが発生することもあります。
特にモルタル壁によく見られます。
施工不良
塗料の厚みが均一でなかったり、適切な下地処理がされていなかったりする場合も、ひび割れの原因となります。
この劣化を放置するとどうなる?
ひび割れは、雨水が建物の内部へ浸入する最も危険な経路の一つです。
雨水が浸入すると、壁の内部にある断熱材が濡れて機能が低下したり、木材が腐朽したり、鉄筋が錆びたりと、建物の構造そのものに重大なダメージを与える可能性があります。
また、雨水が浸入することで、カビや藻の発生を助長し、美観を損なうだけでなく、健康被害にも繋がりかねません。
対策は?
ひび割れの大きさや深さによって、補修方法は異なります。
ヘアークラック(幅0.3mm以下)
表面的なひび割れで、塗料で埋めることで対処できる場合があります。
構造クラック(幅0.3mm以上、深さ5mm以上)
構造に関わるひび割れで、シーリング材やエポキシ樹脂などを充填する専門的な補修が必要です。
ひび割れを発見したら、早めに専門会社に相談し、適切な処置をおこなう事が重要です。
3. 藻・カビの発生
「なんか壁が緑色や黒っぽくなってきた…」
特に日当たりの悪い北面や、湿気の多い場所に、緑色の藻や黒いカビが発生しているのを見たことはありませんか?
これらも住宅塗装の劣化現象の一つです。
なぜ起こる?
藻やカビは、湿気と栄養分(空気中の汚れや塗膜の成分)がある場所で繁殖します。
特に、塗膜が劣化して撥水性が低下したり、チョーキング現象で塗膜の表面が粉状になったりすると、水分が残りやすくなり、藻やカビが繁殖しやすい環境となります。
名古屋市のような湿度の高い地域では、特に注意が必要です。
この劣化を放置するとどうなる?
藻やカビは見た目を著しく損なうだけでなく、放置すると塗膜の劣化をさらに進行させる原因となります。
また、アレルギーの原因となることもあり、健康面でも注意が必要です。
対策は?
高圧洗浄で洗い流すことができますが、一時的なものです。
根本的な解決には、防藻・防カビ効果のある塗料での塗り替えが有効です。
塗り替えの際には、下地をしっかりと洗浄・殺菌することが重要です。
4. 塗膜の剥がれ・浮き
「壁の塗料がペリペリ剥がれてる…」
塗膜が下地から剥がれたり、プクッと膨れて浮いていたりする現象です。
最も分かりやすい劣化サインの一つです。
なぜ起こる?
経年劣化
塗料の密着力が低下し、下地との間に隙間が生じるため。
下地処理不足
塗装前の下地洗浄が不十分であったり、旧塗膜が残っていたりすると、新しい塗料がしっかり密着せず、剥がれやすくなります。
湿気の影響
壁の内部から湿気が発生し、塗膜を内側から押し上げることで剥がれや浮きが発生することがあります。
特に、防水機能が低下した屋根からの雨漏りや、内部結露が原因となることもあります。
施工不良
塗料の希釈を間違えたり、乾燥時間を守らなかったりすると、塗膜がうまく形成されず、剥がれの原因となります。
この劣化を放置するとどうなる?
塗膜が剥がれた部分は、下地がむき出しになるため、雨水や紫外線によるダメージを直接受けてしまいます。
これにより、木材の腐朽、鉄部の錆び、コンクリートの中性化など、建物の構造材に深刻なダメージを与える可能性があります。
対策は?
剥がれや浮きが見られたら、その部分をしっかりと除去し、下地を調整した上で、再塗装を行う必要があります。
原因が内部の湿気にある場合は、その原因を特定し、補修することも重要です。
5. 色あせ・変色
「新築の時より壁の色が薄くなった気がする…」
建物の日当たりの良い面や、常に紫外線に晒されている部分で、色が薄くなったり、変わってしまったりする現象です。
なぜ起こる?
主な原因は、紫外線による塗料の顔料の分解です。
特に赤や青などの鮮やかな色は、退色しやすい傾向にあります。
また、車の排気ガスや酸性雨などの影響で、汚れが付着して変色することもあります。
この劣化を放置するとどうなる?
色あせや変色自体は、建物の保護機能に直接的な影響を与えるわけではありません。
しかし、美観を損なうだけでなく、「塗膜が劣化している」というサインの一つでもあります。
色あせが進むと、塗膜の耐久性も徐々に低下していく可能性があります。
対策は?
美観を回復させるためには、塗り替えが必要です。
近年では、色あせに強い「フッ素塗料」や「無機塗料」といった高耐久性の塗料も開発されています。
6. シーリング材の劣化(ひび割れ・剥がれ)
「窓枠のゴムのような部分がカチカチに硬くなってる…」
サイディングボードの目地や、窓枠と外壁の隙間などに充填されているゴム状の材料を「シーリング材(コーキング材)」と呼びます。
このシーリング材も、時間の経過とともに劣化します。
なぜ起こる?
紫外線や温度変化、建物の動きによって、弾力性が失われ、硬くなったり、ひび割れたり、痩せ細ったり、剥がれたりします。
この劣化を放置するとどうなる?
シーリング材は、建物の隙間から雨水が浸入するのを防ぐ重要な役割を担っています。
シーリング材が劣化すると、その隙間から雨水が浸入し、サイディングボードの裏側や建物の内部に深刻なダメージを与える可能性があります。
最悪の場合、雨漏りの原因にもなります。
対策は?
シーリング材の劣化は、早めに補修が必要です。
古いシーリング材を撤去し、新しいシーリング材を打ち直す「打ち替え」が一般的です。
耐久性の高い変成シリコン系のシーリング材などが推奨されます。
劣化現象を発見したらどうすればいい?
上記で挙げた劣化現象のいずれか、または複数がご自宅の外壁に見られたら、それは塗り替えや補修のサインです。
「まだ大丈夫だろう」「もう少し様子を見よう」
そう思って放置してしまうと、劣化がさらに進行し、結果的に補修費用が高くついてしまう可能性があります。
早期発見・早期対応が、大切なお住まいを守るための鉄則です。
名古屋市で信頼できる塗装会社を見つけるポイント
では、いざ塗装工事を依頼しようと思った時、どのような会社を選べば良いのでしょうか。
特に名古屋市には多くの塗装会社がありますので、信頼できる会社を見つけることが重要です。
地元の会社を選ぶ
名古屋市の気候や地域の特性を理解している地元の会社であれば、より適切な提案をしてくれる可能性が高いです。緊急時の対応も迅速です。
施工実績が豊富か
過去の施工事例や実績を公開しているかを確認しましょう。
多くの実績がある会社は、それだけ経験と技術力が豊富であると言えます。
資格や許可を持っているか
塗装工事に必要な許可や資格(例:一級塗装技能士、建設業許可など)を保有しているか確認しましょう。
見積もりが丁寧で分かりやすいか
塗料の種類、工程、費用内訳など、詳細で分かりやすい見積もりを提示してくれる会社を選びましょう。
安すぎる見積もりには注意が必要です。
診断が丁寧か
実際に現地を訪問し、劣化状況を丁寧に診断してくれる会社を選びましょう。
ドローンなどを使って、屋根の状況も確認してくれる会社もあります。
アフターフォローが充実しているか
施工後の保証やアフターフォロー体制が整っているか確認しましょう。
担当者の対応が丁寧か
質問に親身に答えてくれるか、こちらの要望をしっかり聞いてくれるかなど、担当者の人柄も重要な判断基準です。
複数の会社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
焦らず、じっくりと信頼できるパートナーを見つけましょう。
まとめ:あなたの家を守るために、定期的なチェックを!
大切なマイホームを長持ちさせるためには、定期的な外壁のチェックと、劣化が見られた際の早期の対応が不可欠です。
ご自身で判断が難しい場合は、迷わず専門の会社に相談しましょう。
この記事が、名古屋市にお住まいの皆さまの住宅メンテナンスの一助となれば幸いです。
安心で快適な住まいを長く維持していきましょう。
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