外壁塗装ブログ

下塗材について詳しく解説します

2025.7.6

下塗材について

下塗材は、塗装工事における重要な役割を果たしています アートペインズ

 

名古屋にお住まいの皆さん、そろそろご自宅の「外壁、塗り替え時期かな?」とお考えではないでしょうか?

外壁塗装と聞くと、ついつい「どんな色にしようかな?」とか「ピカピカの外壁は気持ちいいだろうな!」と、仕上げの色や見た目にばかり目が行きがちですよね。

しかし、ちょっと待ってください!

実は、その美しい仕上がりを左右する、と言っても過言ではない「影の主役」がいるんです。

それが、今回のテーマである「下塗り材」。

「下塗り材?そんなもの、塗料と一緒に塗ってくれるんでしょ?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この下塗り材の選び方や塗るか塗らないかで、塗装の耐久性、美しさ、そして最終的にあなたの「お財布」にまで大きな影響を与えてしまうのです。

そこで、今回は名古屋市の住宅塗装事情も踏まえながら、下塗り材について説明していきます。

 

 

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下塗材についてお伝えします

 

 

なぜ下塗り材が「超」重要なのか? – 見た目だけじゃない、長持ちの秘訣!

まずは「なぜ下塗り材がそんなに重要なのか?」という疑問からお答えしましょう。

下塗り材は、例えるなら建物の「化粧下地」のようなものです。

ファンデーションを塗る前に、肌の調子を整える化粧下地を使うのと同じように、外壁の表面を塗料が乗りやすい状態に整えるのが下塗り材の役割なんです。

具体的には、次の3つの役割が挙げられます。

 

1. 塗料の密着性を高める – 剥がれやひび割れを防ぐ「接着剤」の役割!

これが下塗り材の最も重要な役割と言っても過言ではありません。

下塗り材には、上塗り塗料と外壁材をしっかりと密着させる「接着剤」のような効果があります。

想像してみてください。凸凹した面や粉っぽい面に直接ペンキを塗ったらどうなるでしょうか?

おそらく、すぐに剥がれてしまったり、ムラになったりするでしょう。

外壁も同じです。長年の風雨や紫外線にさらされた外壁は、汚れが付着したり、チョーキング現象を起こして粉っぽくなったりしています。

下塗り材は、こうした外壁の表面の凹凸を埋めたり、劣化して粉っぽくなった部分を固めたりすることで、上塗り塗料がしっかりと食いつくための土台を作り出すのです。

この密着性が悪いと、せっかくきれいに塗った塗装も数年で浮き上がってきたり、ひび割れが発生したりする原因になってしまいます。

名古屋の気候は、夏は高温多湿、冬は比較的乾燥し、年間を通して寒暖差も大きいです。

このような気候条件では、外壁への負担も大きく、塗料の密着性がより重要になります。

下塗り材を適切に選んでしっかり塗ることで、過酷な環境下でも塗装が剥がれにくく、長持ちする外壁を実現できるのです。

 

2. 外壁材の吸い込みを抑える – 塗料をムダにしない「節約」の役割!

外壁材は、種類によっては塗料を吸い込みやすい性質を持っています。

特にモルタル壁やサイディングボードなどは、スポンジのように塗料を吸収してしまうことがあります。

もし、下塗りをせずに直接上塗り塗料を塗ってしまうとどうなるでしょうか?

塗料がムダになる!

外壁材が塗料を吸い込んでしまい、想定よりも多くの塗料が必要になってしまいます。

つまり、塗料代が余計にかかってしまうということです。

色ムラができる!

吸い込みムラによって、塗装面の色が均一にならず、まだらになってしまう可能性があります。

下塗り材は、外壁材の吸い込みを均一に調整し、上塗り塗料が均一に定着するように調整する役割があります。

これにより、無駄な塗料の消費を抑え、コスト削減にも繋がります。

また、均一な塗膜を形成することで、より美しい仕上がりを実現できるのです。

 

3. 上塗り塗料の性能を最大限に引き出す – 塗料の「能力」をフル活用する役割!

最近の塗料は、遮熱効果や低汚染性、防カビ性など、様々な高機能を持っています。

これらの機能は、塗料が適切に外壁に定着し、均一な塗膜を形成することで初めて最大限に発揮されます。

下塗り材は、外壁と上塗り塗料の間に安定した層を作り、上塗り塗料の持つ本来の性能を余すことなく引き出すための基盤となります。

例えば、遮熱塗料の効果を最大限に発揮させるためには、下地からの熱の影響を抑えるための下塗り材が必要になる場合もあります。

下塗り材を適切に選ぶことで、あなたが選んだ高機能塗料のポテンシャルを最大限に活かし、より快適で長持ちする住まいを手に入れることができるのです。

 

 

下塗り材の主な種類と選び方 – あなたの家にぴったりの下塗り材は?

下塗り材の重要性はご理解いただけたでしょうか?

では次に、どんな下塗り材があるのか、そして、ご自宅の外壁にはどれが適しているのかを見ていきましょう。

下塗り材は、大きく分けて次の3つの種類に分類されます。

 

1. シーラー – 接着力アップの「基本」下塗り材!

シーラーは、最も一般的に使用される下塗り材です。

その主な役割は、劣化した外壁材の表面を固め、上塗り塗料の密着性を高めることです。

【どんな外壁に使うの?】

窯業系サイディングボード(劣化が比較的軽度な場合)

コンクリート

【特徴】

サラサラとした液体状で、外壁材への浸透性が高い。

透明なものが多く、下地の柄を活かしたい場合にも適している。

上塗り塗料の吸い込みを抑える効果もある。

【種類 】

水性シーラー

臭いが少なく、扱いやすい。住宅密集地の名古屋でも近隣への配慮がしやすいです。

油性(溶剤系)シーラー

浸透性が高く、古い塗膜や劣化した下地への密着性が優れている。臭いが強いため換気が必要。

名古屋市内で、特に築年数が経過した住宅や、前回の塗装から年数が経っている外壁の場合は、下地の状態をしっかりと見極めて、適切なシーラーを選ぶことが重要です。

 

2. プライマー – 金属や特殊素材に強い「特化型」下塗り材!

プライマーもシーラーと同様に密着性を高める役割がありますが、特に金属面や樹脂系素材、あるいは旧塗膜が特殊な場合などに使用されることが多いです。

【どんな場所に使うの?】

金属製の破風板、雨樋、手すり

ガルバリウム鋼板などの金属サイディング

塩ビ素材など

錆止め効果を持つものもあるため、錆が発生しやすい箇所にも有効。

【特徴】

シーラーよりもさらに強力な密着性を持つものが多い。

素材によって様々な種類があるため、専門知識が必要。

錆止め顔料が含まれた「錆止めプライマー」もこの仲間。

名古屋市内には、古い住宅も多く、金属製の雨樋や破風板が使用されているケースも少なくありません。

これらの部分の塗装には、適切なプライマーを使用することで、長期間にわたって美観と耐久性を保つことができます。

 

3. フィラー – 凹凸を埋める「補修もできる」下塗り材!

フィラーは、シーラーやプライマーとは異なり、粘度が高く、モルタル壁のひび割れや凹凸、巣穴などを埋める「下地調整材」としての役割も兼ね備えています。

【どんな外壁に使うの?】

ひび割れや凹凸が多いモルタル壁

表面がざらざらしているサイディングボード

チョーキングがひどい外壁など

【特徴】

厚膜に塗ることができ、下地の不陸(ふりく:デコボコ)を平滑にする効果がある。

微弾性(わずかに伸び縮みする性質)を持つものもあり、ヘアークラック(ごく小さなひび割れ)の追従性が期待できる。

下地の状態が悪い場合に、シーラーの代わりに使用されることもある。

名古屋市内では、昔ながらのモルタル壁の住宅も多く見られます。

これらの外壁は、経年によりひび割れや劣化が進行していることが少なくありません。

そのような場合、フィラーを下塗りとして使用することで、下地をきれいに整え、上塗り塗料の美しい仕上がりと耐久性を向上させることができます。

 

*補足:下塗り材に色がついている場合があるのはなぜ?

「下塗り材って透明なんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。

実は、下塗り材には、白やグレーなど、色がついているものも存在します。

これは、次のような理由からです。

上塗り塗料の発色を助けるため

特に濃い色の塗料や、隠蔽性(下地を覆い隠す力)の低い塗料を使用する場合、下塗り材に色がついている方が上塗り塗料の発色を良くし、色ムラを防ぐ効果があります。

塗り残しを防ぐため

透明な下塗り材だと、どこまで塗ったか分かりにくい場合があります。

色付きの下塗り材であれば、塗り残しを防ぎ、均一な塗布が可能になります。

 

 

下塗り材を「塗らない」という選択はあり得ない! – 費用をケチると後悔する理由

「下塗り材って、結局お金がかかるんでしょ?別に塗らなくても大丈夫なんじゃないの?」

もし、そうお考えの方がいらっしゃるなら、それは大きな間違いです。

下塗り材を塗らないという選択は、短期的なコスト削減にはなるかもしれませんが、長期的には間違いなく「損」をします。

 

1. 塗料が剥がれやすくなる

前述の通り、下塗り材は上塗り塗料と外壁材の密着性を高める役割があります。

これを省くと、塗料がしっかりと外壁に付着せず、数年もしないうちに剥がれや浮きが発生する可能性が非常に高まります。

名古屋の厳しい気候条件の中、下塗りなしの塗装は、早々に劣化が進行してしまうでしょう。

 

2. 色ムラが発生し、見た目が悪くなる

外壁材の吸い込みムラによって、塗装面に均一な塗膜が形成されず、色の濃淡ができてしまいます。

せっかく高いお金を払って塗装しても、これでは台無しです。

 

3. 塗料の性能が発揮されない

遮熱塗料や低汚染塗料など、せっかく高機能な塗料を選んでも、下地が整っていなければその性能を十分に発揮できません。

結果的に、期待した効果が得られず、費用対効果が悪くなってしまいます。

 

4. 再塗装の時期が早まり、結局コストがかさむ

下塗りを怠ったことで塗装の耐久性が落ち、通常よりも早い時期に再塗装が必要になる可能性が高まります。

結果的に、短期間で何度も塗装工事をおこなう事になり、トータルで見るとはるかに高額な費用がかかってしまうのです。

「安物買いの銭失い」ということわざがありますが、まさに下塗り材を省くことはこれに当てはまります。

住宅塗装は決して安い買い物ではありません。

だからこそ、後で後悔しないためにも、下塗り材の重要性を理解し、適切な工程で工事を進めることが大切です。

 

 

優良な塗装会社選びのポイント – 下塗り材についてちゃんと説明してくれる会社を選ぼう!

ここまで読んでいただいた方には、下塗り材がいかに重要か、ご理解いただけたと思います。

では、実際に住宅塗装を依頼する際、どのように会社を選べば良いのでしょうか?

良い塗装会社は、下塗り材の重要性をしっかりと理解しており、お客様に丁寧に説明してくれます。

次の点に注目して会社選びを進めましょう。

 

現地調査で下地の状態を詳しく見てくれるか?

外壁の状態(ひび割れ、チョーキング、藻やカビの有無など)を細かくチェックし、それに基づいて最適な下塗り材を提案してくれるかを確認しましょう。

下塗り材の種類と役割を具体的に説明してくれるか?

「下塗りはしっかりやります」というだけではなく、「なぜこの下塗り材を使うのか」「どんな効果があるのか」を、専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれる会社を選びましょう。

見積書に下塗り材の具体的な記載があるか?

「下塗り一式」とだけ書かれているのではなく、使用する下塗り材の製品名や種類(例:〇〇社製 シーラーA、フィラーBなど)が明記されているか確認しましょう。

「下塗りはサービス」や「下塗り不要」といった会社には要注意!

このような謳い文句は、安易なコスト削減や手抜き工事に繋がる可能性があります。

しっかりと下塗りの重要性を理解し、その工程を明確に見積もりに含んでいる会社を選びましょう。

施工実績やお客様の声が豊富か?

名古屋市内で多くの実績があり、お客様からの評価が高い会社は、安心して任せられる可能性が高いです。

 

 

まとめ – 名古屋の住宅を守る下塗り材の力!

住宅塗装における「下塗り材」は、普段あまり注目されることはありませんが、実は塗装の耐久性、美しさ、そして最終的なコストパフォーマンスを大きく左右する、非常に重要な工程であることがお分かりいただけたかと思います。

下塗り材は、単に塗料を塗る前の準備ではありません。

外壁材と上塗り塗料を強固に結びつけ、塗料本来の性能を最大限に引き出し、塗装を長持ちさせるための「縁の下の力持ち」なのです。

「ちょっと高いな…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、下塗り材をケチることで、かえって数年後に大きな出費に繋がる可能性があります。

ご自宅の塗装を検討する際は、ぜひ「下塗り材」の重要性を念頭に置き、信頼できる塗装会社に相談してみてください。

適切な下塗り材の選択と丁寧な施工によって、名古屋の厳しい気候からあなたの大切な住まいを長く守り、美しい外観を維持することができるでしょう。

 

 

 

 

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