外壁塗装ブログ

シーリング工事の重要性と注意点についてお伝えします

2025.4.8

シーリング工事の重要性と注意点について

シーリング工事は、隙間を埋めるだけではなく、防水や建物の横揺れなどにも役に立ちます アートペインズ

 

住宅の美観を保ち、資産価値を維持するために欠かせないのが定期的な塗装工事です。

しかし、塗装工事の効果を最大限に引き出し、建物を長持ちさせるためには、塗料の選定や塗布技術だけでなく、「シーリング工事」の重要性を理解し、適切な施工をおこなうことが不可欠です。

そこで、今回は住宅塗装工事におけるシーリング工事について説明していきます。

 

 

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シーリング:重要性についてお伝えします

シーリング工事とは?その基本的な役割

 

 

シーリング工事とは、建物の部材と部材の接合部や、外壁のひび割れ、サッシ周りなどの隙間を、シーリング材と呼ばれる弾力性のある材料で埋める工事のことです。

コーキング工事とも呼ばれます。

シーリング材は、シリコン系、ウレタン系、アクリル系、変成シリコン系など、様々な種類があり、それぞれ特性や用途が異なります。

これらのシーリング材を用いて隙間を埋めることで、以下のような重要な役割を果たします。

 

*防水性の向上

雨水や湿気が建物内部に浸入するのを防ぎ、建物の構造体や断熱材を腐食や劣化から守ります。

*気密性の向上

建物内部の空気の漏れを防ぎ、冷暖房効率を高めます。

これにより、光熱費の削減にも繋がります。

*緩衝性の確保

地震や強風などによる建物の揺れや部材の動きを吸収し、ひび割れの発生を抑制します。

*美観性の維持

隙間を埋めることで、建物の外観を美しく保ちます。

また、シーリング材の色を外壁の色に合わせることで、一体感を出すことができます。

 

 

なぜシーリング工事は重要なのか?塗装工事との関係性

 

 

住宅塗装工事において、シーリング工事は下地処理の一環として非常に重要な意味を持ちます。

塗装は、あくまで建物の表面を保護する役割であり、隙間そのものを埋めることはできません。

もしシーリング工事を適切におこなわずに塗装だけを施した場合、次のような問題が発生する可能性があります。

*水の浸入と内部劣化

隙間から浸入した雨水は、外壁材の裏側や内部の構造体を濡らし、腐食やカビの発生を引き起こします。

これにより、建物の耐久性が著しく低下し、大規模な修繕が必要になることもあります。

*塗膜の早期剥がれ

水分が外壁材の内部に浸入すると、塗膜との密着性が低下し、早期に剥がれや膨れが発生する原因となります。

せっかく高品質な塗料を使用しても、下地の状態が悪ければその効果は十分に発揮されません。

*断熱性能の低下

隙間から空気が出入りすることで、建物内部の温度が外気温の影響を受けやすくなり、冷暖房効率が低下します。

これは、光熱費の増加に直結します。

*美観の損ない

隙間やひび割れが放置されたまま塗装されると、仕上がりが悪くなり、建物の美観を損ないます。

 

このように、シーリング工事は、建物を水や空気の浸入から守り、塗装の効果を最大限に引き出すための土台となる工事なのです。

塗装工事とシーリング工事は、両輪の関係にあると言えるでしょう。

 

 

シーリング工事の種類と特徴

 

 

シーリング工事は、その施工箇所や目的によっていくつかの種類に分けられます。

代表的なものとしては、次のものがあります。

*打替えシーリング

新築時や、既存のシーリング材が完全に劣化している場合に、古いシーリング材を撤去し、新たにシーリング材を充填する工事です。

*打ち増しシーリング

既存のシーリング材の上から、さらに新しいシーリング材を充填する工事です。

既存のシーリング材の劣化が軽微な場合や、応急処置としておこなわれることがあります。

ただし、耐久性の面では新規シーリングに劣ります。

*部分補修シーリング

外壁のひび割れなど、局所的な隙間に対してシーリング材を充填する工事です。

 

また、使用するシーリング材の種類によっても、その特性が異なります。

シリコン系シーリング材

耐候性、耐水性、耐熱性に優れており、サッシ周りや水回りなどによく使用されます。

ただし、塗料との密着性が悪いため、塗装を前提とする箇所には不向きな場合があります。

ウレタン系シーリング材

伸縮性、柔軟性に優れており、外壁の目地など、動きの大きい箇所によく使用されます。塗料との密着性も比較的良好です。

アクリル系シーリング材

価格が比較的安価で、DIYでも扱いやすいのが特徴です。

しかし、耐久性や耐候性は他のシーリング材に劣るため、使用箇所は限定的です。

変成シリコン系シーリング材

シリコン系シーリング材の耐久性と、ウレタン系シーリング材の柔軟性、そして塗料との密着性の良さを兼ね備えたシーリング材です。

近年、住宅塗装工事で主流となりつつあります。

 

 

シーリング工事の工程と注意点

 

 

適切なシーリング工事をおこなうためには、次の工程と注意点を守る必要があります。

 

*事前調査と計画

劣化状況の確認

既存のシーリング材のひび割れ、剥がれ、硬化、肉やせなどの劣化状況を丁寧に確認します。

施工箇所の特定

シーリング工事が必要な箇所(外壁の目地、サッシ周り、換気口周り、ひび割れなど)を特定します。

シーリング材の選定

施工箇所や下地の材質、周辺環境、そして塗装する塗料との相性を考慮して、最適なシーリング材を選定します。

数量の算出

施工に必要なシーリング材の量を正確に算出します。

*下地処理

清掃

施工箇所の汚れ、油分、水分、古いシーリング材の残渣などを丁寧に除去します。

これらが残っていると、シーリング材の密着不良の原因となります。

プライマー塗布

下地とシーリング材の密着性を高めるために、適切なプライマーを塗布します。

プライマーの種類は、下地の材質やシーリング材の種類によって異なります。

乾燥時間を守り、均一に塗布することが重要です。

マスキング

シーリング材が不要な箇所に付着するのを防ぐために、マスキングテープを丁寧に貼ります。

美しい仕上がりを実現するためには、この作業が非常に重要です。

*シーリング材の充填

ガンの操作

シーリングガンを適切に操作し、シーリング材を均一かつ適量に充填します。

空気が入らないように、一定の速度で押し出すことがポイントです。

ヘラ仕上げ

充填したシーリング材を、専用のヘラで丁寧に均します。

これにより、シーリング材と下地を密着させ、美しい仕上がりを実現します。

ヘラの角度や力加減が重要です。

*乾燥と養生

乾燥時間の確保

シーリング材が完全に硬化するまで、適切な乾燥時間を確保します。

乾燥時間は、シーリング材の種類や気温、湿度によって異なります。

養生

乾燥期間中は、雨水やホコリなどが付着しないように養生します。

*マスキングテープの剥がし

適切なタイミング

シーリング材が半乾きの状態になったら、マスキングテープをゆっくりと剥がします。完全に硬化してから剥がすと、シーリング材が一緒に剥がれてしまうことがあります。

 

 

シーリング工事における注意点

 

 

シーリング工事をおこなう際は、次の点に注意が必要です。

 

適切なシーリング材の選定

シーリング材には様々な種類があり、それぞれ特性が異なります。

施工箇所や目的、下地の材質、塗料との相性を考慮して、最適なシーリング材を選ぶことが重要です。

迷った場合は、専門家や専門会社に相談することをおすすめします。

プライマーの選定と塗布

プライマーは、シーリング材の密着性を高めるための重要な材料です。

シーリング材と下地の種類に合ったプライマーを選び、メーカーの指示に従って正しく塗布する必要があります。

施工時の環境

気温が低すぎたり、高すぎたり、湿度が高すぎる環境下での施工は、シーリング材の硬化不良や性能低下の原因となることがあります。

適切な環境下で施工をおこなう事が重要です。

技術力の高い会社への依頼

シーリング工事は、熟練した技術と知識が求められる専門性の高い工事です。

DIYでおこなう事も可能ですが、確実な施工を求めるのであれば、信頼できる専門会社に依頼することをおすすめします。

定期的な点検とメンテナンス

シーリング材も経年劣化するため、定期的に点検をおこない、必要に応じて補修や打ち替えをおこなう事が、建物を長持ちさせるためには重要です。

 

まとめ

 

住宅塗装工事におけるシーリング工事は、単なる隙間埋めではなく、建物の防水性、気密性、耐久性を向上させ、美観を維持するための非常に重要な工程です。

適切なシーリング工事をおこなう事で、雨水の浸入を防ぎ、建物の構造体を腐食から守り、塗膜の早期剥がれを防ぎ、断熱性能を維持することができます。

シーリング工事の品質は、使用するシーリング材の種類だけでなく、下地処理の丁寧さ、施工技術の高さによって大きく左右されます。

そのため、信頼できる専門会社を選び、適切な材料と工法で施工してもらうことが重要です。

定期的な点検とメンテナンスを怠らず、適切なシーリング工事をおこなう事で、あなたの住まいは長期間にわたり、快適で安全な状態を保つことができるでしょう。

住宅塗装を検討する際には、塗料の種類や色だけでなく、シーリング工事の重要性についても十分に理解し、専門家や専門会社としっかりと相談することをおすすめします。

 

 

 

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