外壁塗装ブログ

外壁・屋根の劣化症状についてお伝えします

2025.5.17

劣化症状:外壁・屋根の劣化症状について

外壁や屋根は経年劣化していきます。早めの補修と塗装工事が住宅を守るためのカギとなります アートペインズ

 

住宅の美観を保ち、建物を長持ちさせるためには、定期的な塗装工事が不可欠です。

特に、外壁と屋根は常に紫外線や雨風、温度変化といった過酷な自然環境に晒されているため、塗膜の劣化は避けられません。

塗膜の劣化を放置すると、建物の防水性や耐久性が低下し、雨漏りや構造体の腐食といった深刻な問題を引き起こす可能性があります。

そこで、今回は住宅塗装工事における外壁と屋根の代表的な劣化症状とその原因、対策や注意点について説明していきます。

 

 

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劣化症状:建物の劣化症状についてお伝えします

 

 

外壁の劣化症状と原因、対策、注意点

 

 

外壁は、住宅の顔であり、最も目に触れる部分です。

塗膜の劣化は美観を損なうだけでなく、建物の寿命にも大きく影響します。

 

1. ひび割れ(クラック)

劣化症状

外壁の表面に線状の亀裂が発生します。

ヘアークラックと呼ばれる幅0.3mm以下の微細なひび割れから、構造に影響を与える可能性のある幅の広いひび割れまで、様々な種類があります。

【原因】

乾燥収縮

塗料や下地材が乾燥する際に収縮し、発生します。

特にモルタル外壁に多く見られます。

地震や建物の動き

地震や地盤の変動、建物の経年による歪みなどによって、外壁に負荷がかかり発生します。

紫外線による劣化

塗膜が紫外線によって劣化し、柔軟性を失い、ひび割れやすくなります。

施工不良

下地処理の不備や塗料の選定ミス、乾燥不足などが原因で発生することがあります。

【対策】

ヘアークラック

幅が狭い場合は、微弾性フィラーなどの補修材で埋めるか、弾性塗料で塗装することで対応できます。

構造クラック

幅が広い場合や深さが深い場合は、VカットやUカットなどの補修をおこない、シーリング材で充填した後、補強クロスなどを貼り付け、再塗装する必要があります。

専門会社による適切な診断と補修が重要です。

【注意点】

ひび割れの幅や深さ、発生箇所などを記録しておき、施工会社に正確に伝えることが重要です。

安易な補修は再発の原因となることがあるため、専門会社に相談し、適切な補修方法を選ぶようにしましょう。

2. 色あせ・変色

劣化症状

塗膜の色が薄くなったり、本来の色とは異なる色に変色したりします。

【原因】

紫外線による顔料の分解

塗料に含まれる顔料が紫外線によって分解され、色あせや変色を引き起こします。

特に、有機系の顔料は紫外線に弱い傾向があります。

雨水や汚染物質

雨水に含まれる酸性物質や、排気ガス、カビ、藻などの汚染物質が付着し、塗膜の表面を変質させることがあります。

塗料の耐候性不足

使用した塗料の耐候性が低く、早期に劣化してしまうことがあります。

【対策】

高耐候性塗料の選定

次回の塗装工事では、紫外線に強く、色あせしにくい高耐候性の塗料を選ぶことが重要です。

定期的なメンテナンス

定期的に外壁を洗浄し、汚れを落とすことで、色あせや変色の進行を遅らせることができます。

【注意点】

色あせや変色は徐々に進行するため、初期の段階では気づきにくいことがあります。定期的な点検を心がけましょう。

カラーシミュレーションなどを活用し、将来的な色あせも考慮して塗料の色を選ぶと良いでしょう。

3. チョーキング(白亜化)

劣化症状

外壁の表面を手で触ると、白い粉状のものが付着します。

【原因】

塗膜の樹脂成分の分解

塗料の樹脂成分が紫外線や雨水によって分解され、顔料が表面に露出するために起こります。

これは塗膜の防水機能が低下しているサインです。

【対策】

再塗装

チョーキングが発生している場合は、塗膜の機能が低下しているため、早めの再塗装が必要です。

再塗装の際には、下地処理をしっかりとおこない、適切な塗料を選ぶことが重要です。

【注意点】

チョーキングは、塗膜劣化の初期段階で現れるサインの一つです。

放置すると、ひび割れや剥がれなどのさらなる劣化につながる可能性があります。

4. 剥がれ・膨れ

劣化症状

塗膜が部分的に剥がれたり、浮き上がって膨れたりします。

【原因】

下地処理の不備

下地が十分に清掃されていなかったり、下地調整が不十分だったりすると、塗料が密着せずに剥がれやすくなります。

水分による影響

外壁材の内部に水分が浸入し、塗膜との間に水蒸気が発生することで、塗膜が膨れたり剥がれたりすることがあります。

塗料の相性不良

下塗り塗料と上塗り塗料の相性が悪い場合、密着不良を起こし、剥がれの原因となることがあります。

【対策】

剥がれ部分の除去と下地処理

剥がれている部分を完全に除去し、下地をしっかりと処理した後、適切な下塗り材を塗布し、再塗装をおこないます。

防水対策の強化

外壁材の隙間やひび割れからの水の浸入を防ぐために、シーリング処理などをしっかりとおこなう事が重要です。

【注意点】

塗膜の剥がれや膨れを放置すると、そこから雨水が浸入し、外壁材や構造体を腐食させる可能性があります。早急な対応が必要です。

5. カビ・藻・コケの発生

劣化症状

外壁の表面に黒や緑色のカビ、藻、コケなどが付着します。

【原因】

湿気の多い環境

日当たりの悪い場所や風通しの悪い場所など、湿気の多い環境で発生しやすいです。

塗膜の防汚機能の低下

塗膜の防汚機能が低下すると、微生物が付着しやすくなります。

【対策】

高圧洗浄

高圧洗浄でカビ、藻、コケなどを除去します。

防カビ・防藻塗料の選定

次回の塗装工事では、防カビ・防藻効果のある塗料を選ぶことで、発生を抑制することができます。

換気対策

周囲の植栽を剪定したり、換気を良くしたりすることで、湿気の多い環境を改善することも有効です。

【注意点】

カビや藻は美観を損なうだけでなく、アレルギーの原因となることもあります。

高圧洗浄をおこなう際は、外壁材を傷つけないように注意が必要です。

 

 

屋根の劣化症状と原因、対策、注意点

 

 

屋根は、住宅を雨風や紫外線から守る最も重要な部分の一つです。

外壁以上に過酷な環境に晒されるため、定期的な点検とメンテナンスが非常に重要です。

1. 塗膜の剥がれ・浮き

劣化症状

屋根材の塗膜が部分的に剥がれたり、浮き上がったりします。

【原因】

高温多湿な環境

屋根は直射日光を浴びやすく、高温になりやすいため、塗膜が劣化しやすくなります。

下地処理の不備

外壁と同様に、下地処理が不十分だと塗料が密着せずに剥がれることがあります。

屋根材の変形

熱膨張や収縮により屋根材が変形し、塗膜が追従できずに剥がれることがあります。

【対策】

剥がれ部分の除去と下地処理

剥がれている部分を完全に除去し、下地をしっかりと処理した後、適切な下塗り材を塗布し、再塗装をおこないます。

高耐久性塗料の選定

屋根は特に劣化が進行しやすいため、耐候性、耐熱性に優れた高耐久性の塗料を選ぶことが重要です。

【注意点】

屋根の塗膜の剥がれを放置すると、屋根材の腐食や雨漏りの原因となる可能性があります。

2. サビの発生(金属屋根の場合)

劣化症状

金属製の屋根材(トタン屋根、ガルバリウム鋼板など)に赤茶色のサビが発生します。

【原因】

塗膜の劣化による保護機能の低下

塗膜が劣化すると、金属が直接雨水や酸素に触れるようになり、サビが発生します。

傷やへこみ

屋根材に傷やへこみがあると、そこからサビが発生しやすくなります。

【対策】

ケレン作業と防錆塗料の塗布

サビをワイヤーブラシなどで丁寧に除去(ケレン作業)し、防錆効果のある下塗り材を塗布した後、耐候性の高い塗料で再塗装をおこないます。

屋根材の補修・交換

サビが進行し、屋根材が著しく劣化している場合は、部分的な補修や屋根材の交換が必要になることがあります。

【注意点】

サビを放置すると、屋根材に穴が開いたり、強度が低下したりする可能性があります。早期の対策が重要です。

ガルバリウム鋼板は比較的サビにくい素材ですが、全くサビないわけではありません。定期的なメンテナンスが必要です。

3. コケ・藻の発生

劣化症状

外壁と同様に、屋根の表面にもコケや藻が付着します。

特に、日当たりの悪い北側の屋根に多く見られます。

【原因】

湿気の多い環境

屋根材の表面に水分が溜まりやすい場所や、風通しの悪い場所で発生しやすいです。

塗膜の防汚機能の低下

塗膜の防汚機能が低下すると、微生物が付着しやすくなります。

【対策】

高圧洗浄

高圧洗浄でコケや藻を除去します。

防カビ・防藻塗料の選定

次回の塗装工事では、防カビ・防藻効果のある塗料を選ぶことで、発生を抑制することができます。

排水性の改善

雨樋の詰まりを解消したり、屋根の形状を工夫したりすることで、水はけを良くすることも有効です。

【注意点】

コケや藻は屋根材の表面に水分を保持し、劣化を促進する可能性があります。

4. 屋根材の割れ・欠け

劣化症状

スレート瓦やセメント瓦などの屋根材にひび割れや欠けが発生します。

【原因】

経年劣化

長年の紫外線や雨風、温度変化などによって、屋根材が劣化し、割れやすくなります。

飛来物

強風で飛ばされてきたものや、落下物などが屋根材に衝突し、割れや欠けを引き起こすことがあります。

凍害

寒冷地では、屋根材に浸み込んだ水分が凍結・融解を繰り返すことで、割れや欠けが発生することがあります。

【対策】

部分補修・交換

割れや欠けが軽微な場合は、補修材で補修したり、部分的に屋根材を交換したりします。

葺き替え工事

割れや欠けが広範囲に及んでいる場合は、屋根全体の葺き替え工事が必要になることがあります。

【注意点】

屋根材の割れや欠けを放置すると、雨漏りの直接的な原因となります。早急な対応が必要です。

スレート瓦の場合、塗膜が劣化すると吸水性が高まり、割れやすくなるため、定期的な塗装が重要です。

 

 

住宅塗装工事を行う上での注意点

 

 

外壁・屋根の塗装工事は、建物を長持ちさせるために重要なメンテナンスですが、工事をおこなう際にはいくつかの注意点があります。

 

1. 信頼できる会社を選ぶ

塗装工事は専門的な知識と技術が必要なため、実績があり、信頼できる会社を選ぶことが最も重要です。

複数の会社から見積もりを取り、工事内容や保証内容などを比較検討しましょう。

2. 見積もり内容をしっかり確認する

見積もり書には、使用する塗料の種類、塗布面積、工程、費用などが詳細に記載されているか確認しましょう。

不明な点があれば、必ず施工会社に質問し、納得のいくまで説明を受けるようにしましょう。

3. 塗料の種類と特徴を理解する

塗料には、ウレタン、シリコン、フッ素、無機など様々な種類があり、それぞれ耐候性や費用などが異なります。

施工会社と相談しながら、予算や建物の状況に合った塗料を選ぶようにしましょう。

4. カラーシミュレーションを活用する

塗装後のイメージを確認するために、カラーシミュレーションを利用することをおすすめします。

色見本だけで判断するのではなく、実際に建物に色を当てはめてみることで、失敗を防ぐことができます。

5. 工事期間中の注意点

工事期間中は、塗料の臭いや騒音などが発生することがあります。

事前に施工会社から説明を受け、近隣住民への配慮も忘れずにおこないましょう。

また、工事の進捗状況を定期的に確認することも大切です。

6. 保証内容を確認する

工事完了後には、保証書が発行されるか確認しましょう。

保証期間や保証内容(塗膜の剥がれ、ひび割れなど)をしっかりと把握しておくことが重要です。

7. 定期的なメンテナンスをおこなう

塗装工事後も、定期的に外壁や屋根の状態を点検し、必要に応じてメンテナンスをおこなうことで、塗膜の寿命を延ばし、建物を長く守ることができます。

 

 

まとめ

 

 

住宅の外壁と屋根は、常に厳しい自然環境に晒されており、様々な劣化症状が現れます。

これらの劣化症状を放置すると、建物の美観を損なうだけでなく、防水性や耐久性を低下させ、深刻な問題を引き起こす可能性があります。

この記事で解説した劣化症状、原因、対策、注意点を参考に、ご自身の住宅の状態を定期的に確認し、適切な時期に塗装工事をおこなうようにしましょう。

信頼できる施工会社を選び、適切な塗料と施工方法でメンテナンスをおこなう事が、大切な住まいを長持ちさせるための重要なポイントです。

 

 

 

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