シーリング工事の重要性を詳しく解説
2025.12.17
シーリング工事について

「外壁の色はどうしよう?」「塗料のグレードはどれがいい?」
初めての塗装工事を検討するうえで、非常に重要な検討事項です。
しかし、実は外壁の美観や耐久性を語る上で、「シーリング工事」の重要性は、塗料選びと並ぶ、あるいはそれ以上に大切な要素なのです。
そこで、今回は初めて塗装工事に臨む方が絶対に知っておくべき、外壁シーリング工事の重要性について、詳しく解説していきます。
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~~~~~~~~~~*目次*~~~~~~~~~~
- なぜシーリング工事が「住まいの命綱」なのか?
- シーリングの二大重要機能
- 1. 究極の「防水」機能(雨水の侵入を防ぐ)
- 2. 重要な「緩衝材」機能(外壁材の破損を防ぐ)
- 名古屋の気候とシーリング劣化の密接な関係
- 名古屋の気候がシーリングに与える影響
- シーリング工事の種類と選び方:「打ち替え」か「増し打ち」か?
- 1. 打ち替え
- 2. 増し打ち
- どちらを選ぶべきか?
- シーリング工事を省略すると、かえって高くつく!
- シーリング工事を怠った場合の「将来の出費」
- ・放置によるリスク
- 名古屋市で会社を選ぶ際のチェックポイント
- 「打ち替え」を基本提案しているか?
- 使用するシーリング材の種類を明記しているか?
- 「三面接着防止」を徹底しているか?
- まとめ:名古屋の住まいを守るために、シーリングの重要性を再認識しましょう
なぜシーリング工事が「住まいの命綱」なのか?
外壁塗装を検討される際、多くの方が「見た目の刷新」や「塗料による保護」に意識が向きがちですが、シーリングは、例えるなら住宅の「関節」や「防水チョッキ」の役割を果たしています。
特にサイディングボードやALCパネルといったパネル状の外壁材を使用している建物にとって、シーリングはなくてはならない存在です。
シーリングの二大重要機能
外壁のシーリングには、主に二つの重要な役割があります。
1. 究極の「防水」機能(雨水の侵入を防ぐ)
目地や隙間を埋める
外壁材のパネルとパネルの間には必ず「目地」という継ぎ目があります。
また、窓サッシの周囲や配管の貫通部など、家には多くの「隙間」が存在します。
水の侵入経路を遮断
シーリング材は、この目地や隙間に充填されることで、外部からの雨水の侵入を完全にシャットアウトする役割を担います。
内部構造を守る
もしシーリングが劣化してひび割れたり剥がれたりすると、そこから雨水が建物内部(構造躯体や断熱材)に侵入します。
これが、柱や土台の腐食、断熱性能の低下、さらにはカビやシロアリ発生の温床となり、住宅の寿命を著しく縮めてしまうのです。
2. 重要な「緩衝材」機能(外壁材の破損を防ぐ)
建物の動きを吸収
住宅は、私たちが意識しないだけで常に動いています。
夏の暑さによる外壁材の膨張、冬の寒さによる収縮、そして地震や強風による揺れなどです。
クッション効果
シーリング材はゴムのような弾力性を持っており、この外壁材同士の動きを吸収する「クッション材」の役割を果たします。
ひび割れ・欠けの防止
もし弾力を失ったシーリング材が放置されたり、シーリング自体が存在しなければ、外壁材同士がぶつかり合い、ひび割れ(クラック)や欠け、さらには外壁材自体の破損を引き起こすリスクが高まります。
名古屋の気候とシーリング劣化の密接な関係

「うちのシーリングは大丈夫だろうか?」と心配される方もいるでしょう。
実は、名古屋市の気候特性は、シーリングの劣化を早める要因を多く含んでいます。
名古屋の気候がシーリングに与える影響
夏の高温多湿
紫外線や熱による劣化が加速し、シーリング材の柔軟性が失われやすい。
冬の乾燥と寒暖差
収縮と膨張の繰り返しにより、シーリングに「ひび割れ」や「破断」が生じやすくなる。
台風シーズン
強い風圧と豪雨により、劣化した隙間から一気に水が侵入するリスクが高まる。
シーリング材の耐用年数は、一般的に5年〜12年程度と言われています。
外壁塗料の耐久性が10年〜15年のものが主流であることを考えると、外壁塗装のタイミング(約10年周期)でシーリングも同時にメンテナンスすることが、最も合理的かつ経済的なのです。
シーリング工事の種類と選び方:「打ち替え」か「増し打ち」か?

シーリング工事には、主に「打ち替え」と「増し打ち」の2つの工法があります。
外壁塗装の見積書を確認する際、この違いを理解しているかどうかで、工事の品質が大きく変わってきます。
1. 打ち替え
特徴
既存シーリングを全て撤去し、新しいシーリング材を充填し直す工法。
メリット
完全に新しい状態に戻るため、最も高い防水性と耐久性を確保できる。
シーリングの寿命を最大限に延ばせる。
デメリット
既存材の撤去作業があるため、「増し打ち」に比べて費用と工期が長くなる。
2. 増し打ち
特徴
既存シーリング材の上から、新しいシーリング材を重ねて充填する工法。
メリット
費用が比較的安く、工期も短い。
デメリット
下の古いシーリング材が先に劣化した場合、全体が剥がれたり、早期にひび割れが生じるリスクがある。適用箇所が限定される。
どちらを選ぶべきか?
サイディングボードやALCパネルの「目地」については、建物の動きを吸収する緩衝材の役割が必須であるため、原則として「打ち替え」を推奨します。
一方、窓サッシ周りなど、既存シーリングを撤去すると防水性が一時的に損なわれやすい箇所や、目地幅が浅く増し打ちが可能な箇所については、「増し打ち」が採用されるケースもあります。
重要なのは、経験豊富な専門会社に、現在のシーリングの状態を適切に診断してもらい、最適な工法を提案してもらうことです。
シーリング工事を省略すると、かえって高くつく!

「見積もりを少しでも安くしたいから、シーリングは次回でいいかな…」
このように考えられる方もいらっしゃいますが、これは大変危険な判断です。
シーリング工事を怠った場合の「将来の出費」
シーリング工事を適切におこなわなかった場合、数年後に次のような事態に陥り、かえって高額な修繕費用が必要になる可能性が高まります。
・放置によるリスク
雨水侵入による内部構造の腐食
外壁材の反り・破損
雨漏り・カビの発生
シロアリ被害の誘発
シーリングの「打ち替え」費用は、一般的な戸建て住宅(30坪程度)で15万円〜30万円程度が相場の一端です。
この初期投資を惜しんだ結果、数年後に何倍もの修繕費用が発生してしまっては本末転倒です。
シーリング工事は「予防のための投資」であり、大切な住まいを長期的に守るための保険だと考えてください。
名古屋市で会社を選ぶ際のチェックポイント
初めての塗装工事で失敗しないために、シーリング工事に関する会社選びのポイントを押さえておきましょう。
「打ち替え」を基本提案しているか?
目地部分に対し、安易に「増し打ち」ばかりを提案する会社は、長期的な品質を考えていない可能性があります。
必ず「打ち替え」を基本とする会社を選びましょう。
使用するシーリング材の種類を明記しているか?
シーリング材には様々なグレード(ウレタン系、変成シリコン系、ポリウレタン系など)があります。特に外壁塗装をおこなう場合は、塗料との相性が良いノンブリードタイプ(塗料の変色を防ぐ)」の変成シリコン系などを提案しているか確認しましょう。
「三面接着防止」を徹底しているか?
シーリング材は、目地の両側の外壁材と裏側の構造材の三面に接着してしまうと、本来の柔軟性が発揮できず、早期に破断してしまいます。
これを防ぐための「ボンドブレーカー」というテープを使用するなど、専門的な技術を伴う施工をしっかりおこなう会社を選びましょう。
まとめ:名古屋の住まいを守るために、シーリングの重要性を再認識しましょう
名古屋市で初めての外壁塗装をご検討の皆様、美しい仕上がりと耐久性の高い塗料を選ぶことはもちろん重要ですが、その土台を支える外壁シーリングのメンテナンスこそが、住まいの寿命と資産価値を守る鍵です。
シーリングは、雨水や建物の動きから家を守る「縁の下の力持ち」です。
劣化を見逃さず、外壁塗装と同時に高品質な「打ち替え」工事をおこなうことで、大切な住まいはこれからも長く、安心して暮らせる場所であり続けます。
ご自宅のシーリングの状態が気になる、名古屋市内の適正な費用を知りたい、という方は、ぜひ一度、専門家や専門会社に相談してみてください。
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