外壁塗装ブログ

塗装工事における下地処理について

2025.7.27

下地処理について

下地処理は、塗装工事を成功させるために重要な工程です アートペインズ

 

名古屋市にお住まいの皆様、そろそろご自宅の塗り替え時期かな?とお考えではありませんか?

外壁のひび割れ、色あせ、触ると手に白い粉がつくチョーキング現象など、気になる症状が出てきたら、それは塗装のサインかもしれません。

「よし、塗装工事を依頼しよう!」そう思って見積もりを取ると、「下地処理」という言葉をよく耳にするはずです。

しかし、「下地処理って何?」「なんで必要なの?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

中には、「塗装代を安くしたいから、下地処理は最低限でいい」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

実は、この「下地処理」こそが、住宅塗装工事の成功を左右する最も重要な工程なのです。

下地処理を怠ると、せっかくの高価な塗料もその性能を十分に発揮できず、数年で塗膜が剥がれてしまったり、ひび割れが再発したりと、結局は無駄な出費になってしまう可能性があります。

名古屋の気候は、夏は高温多湿、冬は乾燥し、季節の変わり目には台風の影響も受けやすい地域です。

このような環境下で建物を長く守るためには、より一層「下地処理」の徹底が求められます。

そこで、今回は住宅塗装工事における下地処理がなぜ重要なのかについて説明していきます。

 

 

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塗装工事の成否を握る「下地処理」についてお伝えします

 

 

塗装工事の主役は塗料?いや、本当の主役は「下地」にあり!

多くの方が「塗装工事=塗料を塗ること」と考えています。

確かに、色鮮やかな塗料が建物の印象を大きく変えるのは事実です。

しかし、どんなに優れた高性能塗料を使っても、その塗料が密着する「下地」がボロボロでは、その性能を十分に発揮できません。

例えるなら、メイクに似ています。どんなに高級なファンデーションやチークを使っても、肌の調子が悪く、ニキビや乾燥がひどい状態では、きれいに仕上がりませんよね?

それどころか、すぐに崩れてしまったり、肌に負担をかけたりする可能性もあります。

住宅塗装における「下地」も同じです。

下地が健全でなければ、塗料はすぐに剥がれてしまったり、ひび割れが再発したり、最悪の場合、雨漏りの原因になることもあります。

下地処理の目的はただ一つ。

「塗料が最大限の性能を発揮できる、最良のキャンバスを作り出すこと」です。

 

 

なぜ名古屋で下地処理が特に重要なのか?地域の気候特性を考慮する

名古屋市は、夏は非常に蒸し暑く、冬は冷え込みます。

また、太平洋側に位置するため、台風の進路になることも少なくありません。

このような気候条件は、外壁に様々なダメージを与えます。

高温多湿な夏

塗膜の劣化を早め、カビや藻の発生を促します。

また、熱による膨張と収縮も激しく、塗膜への負担が大きくなります。

乾燥する冬

乾燥により外壁材が収縮し、ひび割れの原因になることがあります。

台風や強風

雨水が建物の隙間に入り込みやすくなり、下地の劣化を加速させます。

また、飛来物による損傷のリスクも高まります。

酸性雨

大気汚染の影響を受けやすい都市部では、酸性雨が外壁に付着し、塗膜の劣化を促進させます。

これらの環境要因から外壁を守り、塗料の性能を最大限に引き出すためには、徹底した下地処理が不可欠なのです。

適切な下地処理をおこなう事で、塗膜の密着性を高め、耐久性を向上させ、結果として建物の寿命を延ばすことができます。

 

 

住宅塗装における下地処理の具体的な工程を徹底解説!

それでは、具体的にどのような下地処理がおこなわれるのか、その主要な工程を見ていきましょう。

これらの工程は、建物の状態や外壁の種類によって異なりますが、一般的に次のものが含まれます。

 

1. 高圧洗浄:汚れの徹底除去が第一歩!

塗装工事の最初の工程は、多くの場合「高圧洗浄」です。

これは、外壁に付着した長年の汚れ、ホコリ、カビ、藻、チョーキングの粉などを、強力な水圧で洗い流す作業です。

「ただ水をかけるだけ?」と思うかもしれませんが、この工程は非常に重要です。

なぜなら、これらの汚れが残ったまま塗装すると、塗料が下地にしっかりと密着せず、すぐに剥がれてしまう原因となるからです。

名古屋の住宅では、湿気や日当たりの関係で、北側の壁などにカビや藻が発生しやすい傾向があります。

これらの微生物は、塗膜の劣化を早めるだけでなく、塗料の密着を阻害するため、高圧洗浄で確実に除去する必要があります。

ポイント

高圧洗浄の際には、適切な水圧調整と、洗浄後の十分な乾燥時間が重要です。

乾燥が不十分だと、水気が残って塗料の密着不良や膨れの原因になります。

 

2. シーリング工事(コーキング工事):建物の隙間を埋め、水の侵入を防ぐ!

シーリング(コーキング)とは、外壁材の目地(つなぎ目)やサッシ周り、換気扇フードの隙間などに充填されているゴム状の材料のことです。

このシーリングは、建物の動きによるひび割れを吸収したり、雨水の浸入を防いだりする非常に重要な役割を担っています。

しかし、このシーリング材も時間の経過とともに劣化します。

ひび割れ、硬化、肉痩せ(やせ細ること)、剥がれなどが発生すると、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因になったり、建物の躯体(骨組み)を腐食させたりする可能性があります。

塗装工事をおこなう際は、この劣化したシーリング材を補修または打ち替える作業が必須となります。

増し打ち

既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を充填する方法。

比較的劣化が軽度な場合や、特定の箇所にのみ適用されることがあります。

打ち替え

既存のシーリング材を全て撤去し、新しいシーリング材を充填する方法。

最も確実な方法で、劣化が進行している場合や、耐久性を重視する場合に採用されます。

名古屋の住宅は、夏冬の温度差や台風の影響で、建物の収縮・膨張が大きく、シーリング材への負担も大きくなりがちです。

そのため、シーリングの劣化状況をしっかりと確認し、適切な処置をおこなう事が、塗装の長寿命化に直結します。

ポイント

 シーリング材の種類も重要です。

耐久性の高い変性シリコン系シーリング材などがおすすめです。

また、シーリング材と塗料の相性も考慮する必要があります。

 

3. ひび割れ(クラック)補修:小さなひび割れも放置しない!

外壁に発生するひび割れは、非常に厄介な問題です。

見た目を損なうだけでなく、そこから雨水が侵入し、雨漏りや建物の構造体の腐食につながる可能性があります。

特に、名古屋のような雨が多い地域では、ひび割れからの水の侵入は深刻なダメージを引き起こす可能性があります。

ひび割れの種類や深さによって補修方法は異なりますが、一般的には次の方法がとられます。

ヘアークラック(微細なひび割れ)

幅0.3mm未満のひび割れは、下塗り材や微弾性塗料で埋めることができます。

構造クラック(構造に影響するひび割れ)

幅0.3mm以上のひび割れや、深くまで達しているひび割れは、VカットやUカットといった方法でひび割れを広げ、エポキシ樹脂やシーリング材を充填して補修します。

ひび割れを放置したまま塗装しても、塗料がひび割れに追随できず、すぐに塗膜が割れてしまう「追従性」の問題が発生します。

また、塗料がひび割れの中に流れ込み、塗りムラが発生することもあります。

ポイント

ひび割れの種類を正確に判断し、適切な補修方法を選択することが重要です。

専門会社にしっかりと見てもらいましょう。

 

4. ケレン作業:剥がれかけた塗膜やサビを徹底除去!

ケレン作業とは、金属部分(鉄部)に発生したサビや、木部やモルタル壁の浮き上がった旧塗膜、チョーキングの粉などを、ヘラやワイヤーブラシ、サンドペーパーなどを使って除去する作業です。

この作業を怠ると、サビや浮いた塗膜が残ったまま塗装することになり、新しい塗膜がすぐに剥がれてしまったり、サビが再発して塗膜を押し破ったりする原因となります。

特に名古屋の住宅では、玄関ドアの枠や雨樋、水切りなど、金属部分が多く使われています。

これらの部分のサビは、見た目の問題だけでなく、建物の耐久性にも影響を与えます。

ポイント

ケレン作業は地味ですが、非常に重要な工程です。

この作業の丁寧さが、塗膜の密着性と耐久性を大きく左右します。

 

5. 不陸調整(ふりくちょうせい):壁面の凹凸を平滑にする!

不陸調整とは、壁面の凹凸(不陸)をなくし、平滑な状態に整える作業です。

モルタル壁の欠けや、過去の補修跡などが原因で壁面に段差ができている場合、パテや補修材を用いて平らにします。

不陸があるまま塗装すると、塗りムラが発生したり、光の当たり方によって凹凸が目立ってしまったりと、仕上がりの美しさに影響します。

また、塗膜が薄くなる部分ができ、耐久性が低下する可能性もあります。

ポイント

特にリシン吹き付けやスタッコ吹き付けなど、表面に凹凸のある仕上げの壁では、不陸調整の技術が仕上がりに大きく影響します。

 

6. 養生:塗装しない部分を徹底的に保護!

下地処理の重要な工程の一つとして「養生」があります。

これは、窓ガラス、サッシ、玄関ドア、植栽、エアコンの室外機など、塗装しない部分に塗料が付着しないように、ビニールシートやマスキングテープで覆って保護する作業です。

「下地処理とは少し違うのでは?」と思われるかもしれませんが、下地処理でしっかりと壁面を整えた後に、この養生を丁寧におこなう事で、初めて美しい仕上がりと、安心して工事を任せられる品質が実現します。

養生が不十分だと、塗料がはみ出してしまったり、汚れてしまったりと、仕上がりの美しさが損なわれるだけでなく、思わぬトラブルにつながることもあります。

ポイント

養生は、職人の丁寧さや技術力を測るバロメーターの一つとも言えます。

細かい部分まで丁寧に養生されているか確認しましょう。

 

 

下地処理を疎かにするとどうなる?後悔しないためのリスクを知る

「費用を抑えたいから」という理由で下地処理の工程を省いたり、手抜きをされたりすると、目先の安さとは裏腹に、結果として高額な費用がかかったり、建物の寿命を縮めたりするリスクがあります。

下地処理を怠った場合に起こりうる主な問題は次の通りです。

塗膜の早期剥がれ

最も多いトラブルの一つです。

下地と塗料がしっかりと密着していないため、数年で塗膜がパリパリと剥がれてきてしまいます。

ひび割れの再発

補修が不十分なひび割れは、塗装後すぐに再発し、再び雨水の侵入を許してしまいます。

膨れ(フクレ)

下地に湿気が残っていたり、密着不良があったりすると、塗膜がプクッと膨らんでしまうことがあります。

塗りムラ

下地の凹凸が残っていたり、不均一な状態だと、塗料が均一に塗布されず、色ムラや光沢ムラが発生します。

カビ・藻の再発

高圧洗浄でカビや藻が十分に除去されていないと、塗装後すぐに再発生し、美観を損ねるだけでなく、塗膜の劣化を早めます。

雨漏りの発生

シーリングの補修が不十分だったり、ひび割れが残っていたりすると、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。

これは建物の構造体を傷める深刻な問題です。

塗料の性能不発揮

遮熱性や防汚性など、せっかくの高性能塗料も、下地が悪いと十分にその効果を発揮できません。

これらの問題が発生すると、結局は再度塗装工事をおこなう必要が出てきたり、より大規模な補修工事が必要になったりと、当初の費用をはるかに上回る出費になってしまう可能性があります。

「安物買いの銭失い」ということわざがあるように、塗装工事においては、下地処理の重要性を理解し、適切な工程を惜しまないことが、結果的に最も経済的で、建物を長く守る賢い選択となるのです。

 

 

優良な塗装会社を見抜くポイントは「下地処理」の説明にあり!

では、どうすれば優良な塗装業者を見つけることができるのでしょうか?

いくつかポイントがありますが、その中でも「下地処理」に関する説明が非常に重要な判断基準となります。

丁寧な現地調査と詳細な見積もり

建物の状態を細かくチェックし、それぞれの劣化状況に応じた下地処理の内容を具体的に説明してくれるか。

見積もり書に下地処理の各工程が明記されているか。

下地処理の重要性を力説する

塗料の種類や色だけでなく、下地処理がいかに重要であるかを丁寧に説明し、その必要性を理解させてくれる会社。

作業内容や工程を具体的に説明する

「高圧洗浄は〇時間かけておこないます」「シーリングは打ち替えをおこないます」「ひび割れはVカット工法で補修します」など、具体的な作業内容や工程を説明してくれる会社。

写真付きで報告してくれる

下地処理の前後で写真を撮り、施主にも見せてくれる会社は信頼できます。

特に、普段は見えない高所の作業や、足場を組まないと見えない部分の確認は重要です。

安価な見積もりには注意

極端に安い見積もりを提示する会社は、下地処理の工程を省略したり、手抜きをしたりする可能性があります。

なぜ安いのか、その理由をしっかりと確認しましょう。

名古屋市には多くの塗装会社が存在します。

焦らず、複数の会社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

そして、その際には「下地処理」に関する説明を特に注意して聞いてみてください。

 

 

まとめ:名古屋で失敗しない住宅塗装のために「下地処理」の知識を身につけよう!

住宅塗装は、決して安い買い物ではありません。

だからこそ、後悔のないよう、事前にしっかりと知識を身につけ、信頼できる会社に依頼することが何よりも大切です。

今回のブログ記事が、名古屋市にお住まいの皆様の住宅塗装工事における一助となれば幸いです。

ご自宅の外壁がいつまでも美しく、そして強くあり続けるために、ぜひ「下地処理」の重要性を心に留めておいてください。

 

 

 

 

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