Categories: 外壁塗装ブログ

モニエル瓦 施工方法

瓦(モニエル瓦)の屋根材で、失敗しないための塗り替え塗装のご紹介をしたいと思います。モニエル瓦は塗装後の塗膜剥離のトラブルが非常に多い瓦といわれています。一昔前は塗装出来ない瓦だともいわれていましたが、近年モニエル瓦専用の塗り替え塗料や下塗り材などが出ています。以前だと高額な屋根の葺き替え工事で対応していたモニエル瓦の屋根ですが、塗り替え塗装で対応できるようになってきた為、費用面でも大幅にコストを下げる事が可能になりました。とは言え施工して直ぐに塗膜が剥がれきては意味がありません、今回はモニエル瓦が何故塗膜剥離しやすいのかをお伝えしたいと思います。

 

まずモニエル瓦とは、コンクリートを基材にスラリー層(着色セメント)で着色し、クリヤーのトップコートで保護されたコンクリート瓦の事を言います。

経年により劣化が進むと表面に施されているクリアーがまずなくなっていきます。

そのクリアーの下にいるのがスラリー層になります。このスラリー層ですが物凄く脆弱で手で触ると剥がれる程、このスラリー層こそが後の塗膜剥離を引き起こす原因となります。

モニエル瓦の塗装のポイントはこのスラリー層を高圧洗浄により念入りに取り除く事、この作業を少しでも怠ると何年もしないうちに塗膜が剥がれてきます。

 

しっかりとした知識を元に施工をする事業者選びが必要ですね!

ai110gyzro

Share
Published by
ai110gyzro