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パナホーム ハイセラコート 本当にパナホームじゃないと塗り替えメンテナンスは出来ないの?パート2

「ハイセラコートが施工された外壁の上にはハイセラコートを塗り替えるのがベストですよ!」

それこそがパナホームさんの住宅の外壁メンテナンスに対するひとつの模範解答であることは間違いありません。

ただし、絶対にハイセラコートの上にはハイセラコートでしか塗装できないのかというと、実はそうではありません。

無機塗料の施工に関する知識を持っていれば、ハイセラコートと同等の無機塗料もしくは、別のグレードの塗料でも、塗り替えは可能です。

まず、何もしていない状態の外壁を手のひらでサッと擦ってみます。

もしこの段階で手のひらに白っぽい粉が付着すれば、どんな塗料でも塗装は可能です。

白っぽい粉の正体は塗料に配合されている色の成分である『顔料』が分離して浮き出たもの。

塗膜が劣化するとこの現象が起きてしまうので、ハイセラコートが施工されているといっても、その効果はすでに失われています。

この現象を『チョーキング』と呼び、チョーキングが起きていれば塗膜が激しく劣化していると判断できます。

手のひらにチョーキングの粉が付着しなかった場合、今度は布にシンナーをしみ込ませて軽く擦ってみます。お水でと確認が取れる場合も御座います。

これでチョーキングの粉が付着すれば、やはり塗膜がかなり劣化しているものと判断できます。

裏側の目立たない箇所で試してみると良いかもしれませんね!

次回はチョーキングが出ていない場合のメンテナンスについてご説明させて頂こうと思います。

ai110gyzro

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